muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

そして森は生きている:本番(NY州立大学)

場当たり前の一こま

 今日はNY州立大学ストーニーブルックのワン・センターというところで「そして森は生きている」の本番があった。NYでの本番二回目だ。
 今朝は、携帯の目覚ましを三重にかけて寝たのに、なぜかアラームが鳴らなかったようで、設定した時間に起きることができなかった。(寝坊してしまった。)今日の集合時間に遅れるような寝坊ではなかったが・・・。起きたあとに念のため携帯のアラームをチェックしてみたが、異常はなかったのだ・・・。だから今夜はまた携帯の目覚ましを三重にかけ、ホテルのモーニングコールも頼み、さらに、すでに合流している両親からも携帯に朝、電話をかけてもらうことにして寝るのだ。(五重チェック!)
 今日の集合時間は、お昼の12:00にミルフォードプラザホテルの前。タクシーで行ったのだが、徒歩で行っても大丈夫な距離だった・・・。(ちょっと離れてたけどね。)
 そこから団体バスで会場のNY州立大学まで移動。往路は2時間半かかった。
 今日はホールに生のピアノがなく、電子ピアノでとお願いされた。しかもフルキーボードでなく、鍵盤数が少なかった・・・。低音域の鍵盤が全然なく、かなり考えて弾かなければならなかった・・・。会場のワンセンターは、ちゃんとしたホール(写真参照)で、グランドピアノがあって当然、って雰囲気だったので不思議だった。でもなぜかピアノ用の椅子(背もたれなし)はあったりするのだ。
 場当たり、ゲネプロを経て本番。今日は国連に続いて二回目ということで、一回目よりかなりスムーズに公演を進めることができた。やはりキーボードに低音域がないので非常につらかったが・・・。
 カーテンコールのあとはアンコールとして、伊藤剛さんの「荒城の月」独唱とベートーヴェンのスプリング・ソナタの第三楽章を演奏した。どちらも伴奏は私だ。この二曲は明日のカーネギーホールでもやるのだ。
 本番終了後、軽くパーティをした。NYのお寿司をいただいた。中にクリームチーズが入っていたりして、なかなか乙な味だった。
 そうそう、本番前はそのNY州立大学の学食で夕飯をいただいた。味はまぁまぁ。味のない焼きそばとか、ケンタッキーみたいなフライドチキンかと思って買ったものが、カレーコロッケのようなものだったりした。
 またバスでマンハッタンに帰った。自分のホテルに帰る前に、ちょっと両親の泊まっているホテルに遠回りして寄っていった。両親の泊まっている「シェラトン・ニューヨーク&タワーズ」というホテルは、とてもいいホテルですよ、とメンバーの木村かげさんが言っていたのだが、実際に部屋に入ってみたらかなりチープな感じの部屋だった。部屋自体がかなり狭いし(そこにダブルベッドが一つ置いてある)・・・。でも窓からの眺めはよかった。このホテルのネット設備は、有線LANであった。LANケーブルが延びていて、自分のPCのLANの口に差し込めばオンラインになるんだと思う。
 両親の部屋でちょっとだけ休み、明日のカーネギーホールのチケットを渡したあと、父にまた僕のホテルまで送ってもらった。で、その道中電話があり、今夜から(前述の)木村かげさんが一緒に泊まることになりました。(結局その夜、かげさんは来なかったのだが・・・。)
 明日はいよいよカーネギーホールでの本番です。私の出番もいっぱいあり、自作のピアノ曲のソロ演奏もあります。頑張ります。
 NYの町は雑多なものがてんでにあって、ほんとに人種のるつぼという感じ。今回の演奏旅行も、毎日がサプライズの連続で本当に(本当に!)大変だけど、おおいにNYを楽しんでいます。