muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

チャペルコンサート 2007 本番

普段は挙式に使います

 いつもご一緒しているソプラノ、碓井さんのお弟子さん発表会「チャペルコンサート」本番があり、浦和のロイヤルパインズホテルに行ってきた。
 チャペルということでそこにあるのはピアノではなく、パイプオルガンである。今日はにわかオルガニストとなって、パイプオルガンで皆さんの伴奏をしました。(コンサートで長時間パイプオルガンを演奏(伴奏)することは、多分生まれて初めてだと思う。)
 ここのパイプオルガンは3段の鍵盤からなる。それにペダル(足鍵盤)。今日は慣れないペダルはあまり使用しなかったが(思ったよりペダルのミスタッチをしやすい)、ここぞというときは踏んで、重低音を響かせた。
 予定の入り時間よりかなり早くチャペルに行ったら、碓井さんや音楽会社の方がすでにいらしていて、打ち合わせやセッティングを行っていた。僕も早速オルガンの音出しをさせてもらう。
 パイプオルガンについてはまったくわからないので、音楽会社の人にセッティングをしていただいた。
 そうこうしているうちに、今日の出演者の人たちが見えたので、次々にリハーサルを行う。今日は、独唱の人たちと、カルチャーの人たち(2クラス)の演奏。講師演奏、ゲスト演奏として碓井さんの独唱、私のオルガン独奏もある。
 リハーサル終了間際に、パイプオルガンに設置されているフロッピーディスクドライブに触れてしまい、デモ演奏が始まってしまった。で、今まで弾いていた音色がリセットされて、鍵盤から音が出なくなってしまった!
 慌てて音楽会社の方に来ていただき、直してもらったのだが、前と完全に同じようにはならなかったような・・・。
 直前までリハーサルを行い、15:40から本番開始。出演者のお友達の方など多くの人が会場に座った。チャペル(写真)は最近改修があったらしく、床は大理石、内部も白(ホワイト)に統一され、いい雰囲気である。
 今日の曲目は、独唱は、イタリアオペラのアリア、古典歌曲、歌謡曲など。カルチャーの人たちは、美しく青きドナウ、峠の我が家、家路をさして(ドヴォルザーク)などを合唱された。
 碓井さんは蘇州夜曲、メリーウィドウワルツを歌われた。私は、J.S.バッハの「フランス組曲第5番」からアルマンドとガヴォットを演奏。2曲の間は自分の即興演奏でつなげた。即興は、今日1日だけのオルガニストだが、自分の考えるところの「オルガンらしさ」を盛り込んでみた。ペダルを使ったり、低音の保続音、高音域の速いパッセージ、和音の連続、etc...。
 碓井さんのメリーウィドウワルツでも、オルガンでの伴奏なので、前奏の高い音をずーっとのばしてみたりして遊んだ。(ピアノと違ってのばしても音が減衰しない。)
 そんなこんなで最後は出演者、お客様全員の合唱(千の風になって、家路をさして)で和やかに終わった。
 17:00過ぎに閉会し、希望者はそのままロイヤルパインズホテルのイタリアンバイキング「ミケーラ」でお食事会となった。(50人の予約を入れておいたそうで・・・。)僕もお食事会のお誘いを受けていたのだが、赤毛のアンの稽古が入ったため(泣く泣く)欠席し、オリセンへと急いで向かったのであった・・・。「ミケーラ」についてはこのブログにも記事があります。(2007/05/18)
 本日のコンサートは私的なものでしたので、私のサイトでの告知は行いませんでした。
 今日出演された皆さん、ご来場の方々、お疲れさまでした! ありがとうございました。