muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

夢のロボット舞踏会 ほか4つの美術館、博物館

僕にもできそう(?)

 昨日今日と、都内、さいたまを廻りいろいろ展覧会、イベントを見てきた。以下、見てきた順。
(1)北欧モダン デザイン&クラフト(東京オペラシティアートギャラリー)
(2)project N31 山口聡一(同上)
(3)中島らもてん(紀伊國屋画廊)
(4)大ロボット博プレミアム・ナイト【夢のロボット舞踏会】(国立科学博物館)
(5)開館25周年記念展「田園讃歌−近代絵画に見る自然と人間」(埼玉県立近代美術館)
(6)「開館25周年記念特別展示−コレクション再発見!」「ミューズ・フォーラム MOMASアートすてーしょん・稼動中 !」(同上・常設展)
 今回は1人で廻り、すべてが初めての展覧会、イベントであった。
●北欧モダン
 北欧のモダンな家具。椅子や照明器具など。ごく一部ではあるが実際に座れるものもあった。(いい座り心地だった。)物故者のデザインも多い。北欧の人ってみんなこんなかっこいい家具に囲まれて暮らしているのかなぁ。(一部のブルジョアだけ?)
●山口総一
 作家は芸大の学生。ポップな色調が印象的。個性があるなと感じた。
●中島らもてん
 紀伊國屋ホールの隣でやっていて、たまたま入ってみた。中島らもは名前は知っているが、あまり著作を読んだこともない・・・。
 幼稚園時代の絵がなかなかよかった。ミロのヴィーナスをモチーフに描いたそうで。小学生時代の日記や、公演(役者やバンド活動をしていた)のポスターなど。
 メッセージを書けるノートがあり、僕もちょっと書いてきた。
●夢のロボット舞踏会
 この前「大ロボット博」を訪れた際に応募したら当選したので行ってきた。映画監督の押井守氏がプロデュースしている。
 第1部は、屋外(科学博物館前)で、和太鼓の演奏に乗って現代舞踊とASIMOの共演。何を踊るのかと思ったら、登場して、だんだん前方に来て、ちょっと体をくねらせるだけであった。(こういう素人の感想もどうかと思うが)「僕にでもできそう」な感じである。(写真。)
 ASIMOの共演、期待していたら、ASIMOに手を引かれて退場するだけであった。
 第2部は館内に移動して、ロボットと人間の舞踏や、飛行ロボットがお盆の上に着地など。ひとしきり終わったあとは、次々に現れるゲストのお話を「拝聴」した。(3階から眺めていたんで、全然聞こえなかったけど。)
 なんというか、このイベント、ごく一部の招待者(招待者だけに椅子が与えられ、一般客はみんな立ち見である)のためにだけあるようなもので、一般客は蚊帳の外みたいな印象を受けた。1部も2部も立ちっぱなしで疲れたよ・・・。
 ロボットの演技も、ロボットだから見る価値あるものの、まだまだといった印象。
●田園讃歌
 田園風景をモチーフにした油絵など。ヨーロッパからはモネ、セザンヌ、ゴッホ、ピサロ、ミレーからなぜかリキテンスタインやダリまであってなかなかだった。「有名作家の絵」がお好みなら一見の価値ありかも。
 日本からは浅井忠など。日本もヨーロッパも、知らない作家の作品も多数あります。
 国内のいろいろな美術館から拝借してきていた。この前訪れた青山ユニマット美術館(ミレー)、静岡、広島、等々。
●常設展
 常設展はまたまた展示替え。なんといっても現代美術に力を入れているのがありありとわかる。今回は草間弥生があった。(絵画作品と、オブジェ。)
 無料で見られるエリアにも、リキテンスタインがあったりして、なかなかいい展示だと思う。
 常設展の小さなコーナーに、高校生が考えた(?)らしい企画があって、当館所蔵の絵に吹き出しをつけてセリフを考える、みたいなのがあり、くだらなかった。今どきの美術館には合ってるかも知れないが・・・。ちょっといやだった。