muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

鳥獣戯画がやってきた! ほか6つの美術館、博物館

サントリー美術館にて

 昨日今日と都内を廻り、いろいろ展覧会を見てきた。昨日はマイミクふなうた氏、今日は母と一緒に行動した。以下、見てきた順。
(1)大ロボット博(国立科学博物館)
(2)ムンク展(国立西洋美術館)
(3)Great Ukiyoe Masters/春信、歌麿、北斎、広重ミネアポリス美術館秘蔵コレクションより(後期)(松濤美術館)
(4)ベルト・モリゾ展(損保ジャパン東郷青児美術館)
(5)「アムステルダム国立美術館所蔵 フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」(国立新美術館)
(6)開館記念特別展「鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌―」展(サントリー美術館)
 初めて見たものと、感想があるもののみ記します。
●大ロボット博
 2回目。ASIMOのショーを最初から見ることができた。冒頭、ASIMOがサッカーボールを蹴ってゴールするシーンに感動。(蹴るだけでASIMOはその場から動かないが。)ロボットがあれこれするのって、映像で見ても「ふ〜ん」って感じだけど、生で見ると心が動かされる。
●Ukiyoe
 こちらも2回目だが、後期展ということですべての作品の展示替えがあった。北斎の、富士山と波濤の浮世絵(有名なやつ)があって感動。同じく富岳三十六景の、富士山に雷の絵(こちらも有名)があり、よかった。両方とも切手になっている。写楽もあった。
●フェルメール
 3回目。今日は音声ガイドと共に楽しんだ。作品の理解がより深まる・・・というか解説があると安心感がある。解説は、絵の構図などについては触れず、「この絵の中に書かれている○○は〜」のパターンである。だから本当にはその絵のことを、「理解」したことにはならないのかも知れない・・・。
●鳥獣戯画
 国宝。国宝の鳥獣戯画絵巻を冒頭に展示。かわいらしい。しかしそれだけではもたないので、模本や動物を描いた別の絵巻物なども展示。平安時代の原本は、やはり保存状態がよくなかった。模本はきれいな状態のものもあった。ショップでは鳥獣戯画の切手(日本のもの)も売っていた。3点入って800円。額面はもっともっと少額だけど。
 出品作で、男性器をことさらに誇張して、何人ものそれを描いているものや、おなら合戦と称して、おならをする人たちを描いている絵巻もあった。お尻から一直線に"なにか"が放出されていたり、すごかった・・・。
 今日はフェルメールと鳥獣戯画は、一般の客の列に沿って、そろそろ、そろそろと見て回ったので時間もかかり、すっかり疲れてしまった。サントリー美術館も音声ガイドを1つだけ借りて、母と2人で「回し聞き」すればよかったね、とあとで話し合った。(何しろ列が全然進まないので!)