muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

映画クレヨンしんちゃん「ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者」

大事に取っておきます

※今日のブログは、映画クレヨンしんちゃん「ちょー嵐を呼ぶ 金矛(きんぽこ)の勇者」のネタバレがあります。
 GWだし、映画を観なくてはということで、王子シネマにて、映画クレヨンしんちゃん「ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者」を観てきた。(監督・脚本・絵コンテ・演出 本郷みつる)
 本郷みつるがクレしん映画の監督を務めるのは久しぶりのことで、僕が気に入っている「ヘンダーランドの大冒険」の監督でもあるので、大いに期待した。
 ストーリーは公式サイトをご覧いただくとして、見終わった感想は、なにか消化不良のような気を起こした、とでも言おうか、もやもやしたものを感じてしまった。
 ストーリーの全貌がなかなか顔を出さず、謎が多いため少なからずストレスがたまってしまう。また、いつもは敵のボスを倒してもとどめを刺さず、許してあげるのがしんのすけなのだが、今回は敵幹部、ボスともに倒したら消えてしまったため、「いつものパターン」にならなかったところが気になった。
 空中戦のCGはちょっとCG臭かったが、パステル画のように描かれた町の夜景、なぜか登場人物が歌い出すミュージカルシーン(何回かある)はよかった。
 いつものように映画パンフレットも買ってみたが(500円)、それによると本郷監督は「漫画映画」を作りたかったそうである。(本人談。)「懐かしい」感じはしなかったが(昔のアニメ映画を知らないし)、新旧の技術が織りなす味わいはあったと思う。
 ゲスト声優にはあの「小島よしお」(そんなの関係ねぇ〜)が本人役で出演。(ストーリーには何の関わりもなかったが。)主題歌はDJ OZMA。歌詞に「綺麗なおねいさん」とか「おしり出したり」などの文句が出てくるのがちょっとうれしかった。
 (GW中とはいえ)平日の最終回上映(19:00開映)にどのくらいお客が入るかと思ったが、親子連れから若いカップルまで、15人くらいはいたと思う。
 今日の写真は、よい子だけに与えられる入場者プレゼント、「勇者のキンポコ」である。付属のストローで膨らませると、剣型のキンポコが出来て、チャンバラとかが遊べるらしい。本当は中学生以下限定なんだけど、なぜかいただけた・・・。(ありがとうございました。)
 今回はちょっと厳しい感想を書いてしまったが、もちろんしんちゃん映画としてのツボは押さえてある、水準以上の映画だと思うので、見ていない人はぜひ映画館まで足をお運びください!(って東宝の回し者じゃないですよ。)
●映画クレヨンしんちゃんの公式サイト・・・http://www.shinchan-movie.com/