脱線劇団PAGE・ONE公演「駅前藩お家騒動を〜」

　下北沢の駅前劇場で、脱線劇団PAGE・ONE パート2公演「駅前藩お家騒動を、一殺五百両にて決着つけまつる。人呼んで こずれぇ〜狼」（長い）を見てきた。（作・演出・出演:西谷尚久）今日見たのは公演3日目のマチネである。
　客入れ時に会場内で「ビール」の販売を行っていた。1本200円のミニ缶、おつまみ付きで、なかなか売れ行きもよかった。上演中に飲むことも可能で、売り切れたこともあるそうだ。
　かぶりつきで見ようと思って早めに行ったら、前の方の席は桟敷席だった。しょうがないので最前列センターに座ったら、終演まで最前列で見ていたのは僕1人だけだった・・・。（お客の入りは悪くなかったけど。）
　さて、物語は一風変わった時代劇。お家騒動を巡るどたばた劇。子連れ狼が登場する。
　・・・なんか、「ベタ」なことをやろうとしてるのはわかるし、その方向性は正しいんだけど、ちっとも面白くなかった。役者がやたら大声で叫ぶ芝居が多く、見ているこっちが疲れてしまう。
　殺陣のシーンとダンスシーンが、シームレスにかみ合うところはよかったと思う。
　途中、観客を3人舞台に上げていじるシーンがあるのだが、なんか上げられた客がサクラっぽかった。（わからないが。）
　今日は時間を無駄にしてしまった。なお、お隣のOFFOFFシアターでは、あの「萩原聖人」が出演するのだそうで、1ヶ月のロングランだそうだ。（小さな劇場なので毎回70席限定らしい。）そっちの方が見たかったなぁ・・・。
　公演は明日まで。
●脱線劇団PAGE・ONE パート2のサイト・・・http://page-one.jugem.jp/