muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

対決-巨匠たちの日本美術 ほか4つの美術館、博物館

対決

 上野、恵比寿、新宿、さいたまと廻りいろいろ展覧会を見てきた。さいたまは9日に見ている。上野と恵比寿はマイミクのシネキチくんがご一緒くださった。
 以下、見てきた順。
(1)特別展「対決−巨匠たちの日本美術」(東京国立博物館)
(2)特別展「フランスが夢見た日本―陶器に写した北斎、広重」(同上)
(3)ヴィジョンズ オブ アメリカ第1部 星条旗 1839-1917(東京都写真美術館)
(4)今森光彦写真展 昆虫 4億年の旅 ー進化の森へようこそ(同上)
(5)世界報道写真展2008(同上)
(6)【特別展】生きる喜び 素朴絵画の世界「アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス」(損保ジャパン東郷青児美術館)
(7)企画展「丸木スマ展−樹・花・生きものを謳う−」(埼玉県立近代美術館)
 初めて見たものだけ感想を。
●対決
 歌麿と写楽、木喰と円空など日本美術の巨匠を対決させる面白い試み。
 ポッピンを吹く女など名作がずらりと並んでいて壮観だった。この日が会期初日。開館直後に入ったためゆっくり見られた。
●星条旗
 昔のアメリカ。写真創世記の頃。古い写真が並んでいた。南北戦争でしたいが並んでいた写真は怖かった。
●昆虫
 さまざまな昆虫の写真。シャッターチャンスを得るまで相当苦労したに違いない。絶妙の一瞬が捉えられていた。
●世界報道写真展2008
 コンクール形式による。正直1位と2位の違いはわからない。○○の部、といくつもの部門に分けられていた。一瞬を捉えるのは難しいと思う。
●素朴絵画の世界
 ・・・正直こういう絵は対峙するのに困る。素朴な具象絵画が並んでいた。こういった美術館で展覧会するまでのものなのか・・・? アンリ・ルソーだったら喜んだけど・・・。
●丸木スマ展
 こちらも素朴な絵だが、損保ジャパンのよりはいいと思った。70歳を超えてから画家になった人。広島県立美術館所蔵の作品もあったので、認められていたのだろうか。
 丸木スマは、顔見知りの青年に殺害されて一生を終えた。(容疑者も自殺。)気の毒だ・・・。
 写真は後日ULします。