パラレル・ワールド、MOTコレクション、横浜浮世絵
木場と横浜で、いろいろ展覧会を見てきた。以下、見てきた順。今日は1人で行動した。
(1)パラレル・ワールド もうひとつの世界(東京都現代美術館)
(2)MOTコレクション「新収蔵品展−若手作家を中心に−」
(3)横濱開港150周年記念 横浜浮世絵にみる横浜開港と文明開化(そごう美術館)
今はMOTのネットカフェから更新している。
●パラレル・ワールド
国内外の作家による展示。「みる人それぞれが自分の物語を構築する。」そうだ。
アーティストで本展キュレーターのユーグ・レプの「めしべ」は、白い拡大されためしべのオブジェ(複数ある)がゆっくり回転するのが印象的だった。(ゆっくりというのがポイントかも。)
また、名和晃平の、大きな白い立方体の内部に動植物(AIBOもある)を閉じ込める展示もなかなかよい。
●MOTコレクション
いつも楽しみにしている、解説ボランティアの人とまわるツアーで。今日は僕1人しか参加者がいなかった・・・。ボランティアは平井さんという年配の男性で、以前もこの人だったことがある。
さて、「明日の神話」もなくなって、常設展はだいぶ展示替えがあった。奈良さんの絵がいっぱい見れたので満足。リキテンスタインが復活し、なんと宮島達男作品がなくなっていた。(というかカバーが掛けられ、違う作品が展示されていた。
芸大卒、岡山かどこかの大学院生という若い作家の作品が、なかなかよかった。天井から「クラッカー」のパンパンというのを「再現」している作品。
草間弥生もたくさん展示。1950年代の作品もあった。
●横浜浮世絵
文明開化の頃の浮世絵。風情がある。初めて見る異国の人、風俗を目にしてある種の「戸惑い」を感じている様子もうかがえる。
この前の「木喰展」で、仏像の吹き出しに和歌を入れるコンクール(?)の入選作が展示してあった。入選の和歌は年配の人が作ったものが多かったが、さすがだった。
今日の写真は、MOTの中庭にあった巨大なオブジェ(?)。写真だとわかりづらいが、かなり大きい作品だ。