muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

板谷波山をめぐる近代陶磁 ほか6つの美術館

大倉集古館にて

 六本木界隈を巡り、いろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)板谷波山をめぐる近代陶磁(泉屋博古館分館・・・せんおくはくこかんぶんかん)
(2)山口伊太郎遺作「源氏物語 錦織絵巻」展(大倉集古館)
(3)第3回菊池ビエンナーレ展(智美術館)
(4)ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち(国立新美術館)
(5)アーティスト・ファイル2009―現代の作家たち(同上)
(6)U-Tsu-Wa/うつわ― ルーシー・リィー、ジェニファー・リー、エルンスト・ガンペール(21_21 DESIGN SIGHT)
(7)一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子(サントリー美術館)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●板谷波山
 明治〜大正あたりの近代陶磁器。いろいろな傾向の作品があったが、アルカイックな感じの壺などに惹かれた。この美術館は、交通の便もいいしバリアフリーなのでいいのだが、展示スペースが少ない・・・。
●源氏物語 錦織絵巻
 源氏物語絵巻を、西陣織で再現。作者は105歳ですべての完成までは見ずに世を去った人。長寿だなぁ・・・。
 正直、織物で再現された絵巻にどのくらいの芸術的価値があるのか、よくわからなかった・・・。色彩は鮮やかだった。
●第3回菊池ビエンナーレ展
 「ごあいさつ」で、今回大賞を与えるかどうか迷ったが、与えてみた、って感じの記述があり、今回の大賞受賞者に失礼ではないかと思ったり・・・。なんでも、同種の公募展の中では、一番高額の賞金を付与しているそうである。(いくらなんだろう・・・。)
 出品作家の中には、僕より若い人もいっぱいいて、なんだか身につまされてしまった・・・。個性的な焼き物が60点並んでいた。
 入場するとき、受付の女性に、「いつも来ていただいてますよね」と声をかけられ、なんだか恥ずかしかった・・・。
 今日の写真は、大倉集古館にて。(外に置いてあった青銅(?)の仏像。)
 あと、今日お誕生日を迎え、38歳になりました・・・。メッセージをくださった方、ありがとうございます。