エカテリーナ2世の四大ディナーセット ほか5つの美術館、博物館
昨日、渋谷と目黒でいろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。今回はすべてが初めてだった。
（1）特別展「デザインの力 〜たばこにみる日本デザイン史〜」(たばこと塩の博物館)
（2）台湾の心・台湾の情 廖修平（りょうしゅうへい）・江明賢（こうめいけん）二人展(松濤美術館)
（3）国立エルミタージュ美術館所蔵 エカテリーナ2世の四大ディナーセット ヨーロッパ磁器に見る宮廷晩餐会（東京都庭園美術館）
（4）エコール・ド・パリ展−パリにきらめく画家たち（松岡美術館）
（5）上野伊三郎+リチ コレクション展 ウィーンから京都へ、建築から工芸へ（目黒区美術館）
●デザインの力
戦前から昭和時代にかけてのたばこのデザイン展。ハイライトやキャビンなど、（僕は吸わないけれど）どこか懐かしいものだった。（母がハイライトを長らく吸っていたもので。）大阪万博などの記念たばこもあった。
●台湾の心・台湾の情
2人ともすごい経歴だった。国際的に活躍。
具象絵画の方は正直どうかと思ったが、抽象の版画はなかなかよかったと思う。
●エカテリーナ2世
かつての王宮を彩った食器セットが並ぶ。豪華だった。あんな食器で晩餐会に出席してみたい・・・。
●エコール・ド・パリ展
シャガール、ユトリロ、キスリング、ヴラマンク等、有名作家の絵が並んでいて収穫。今日の写真はその中からキスリングの女性像。
しかしこの美術館で一番好きなのは、ムアのでかいブロンズ像。（常設展にある。）
●上野伊三郎+リチ コレクション展
上野夫妻の集めたコレクションを見せるのかと思ったら、2人の作品展だった。建築の設計図や、壁紙など。日生劇場のレストラン壁画や、目黒区庁舎の応接室壁紙など、昭和の風情があった。
