muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ネオテニー・ジャパン ほか5つの美術館

日本橋高島屋にて

 久しぶりに美術館巡りをしてきた。先日の「アフタヌーンコンサート5」があったため、何週間か遊びを断っていたので、今日は久しぶりに羽が伸ばせた。楽しく美術鑑賞。
 今日は1人で行動。以下、見てきた順。今日はすべてが初めての展覧会。
(1)ネオテニー・ジャパン−高橋コレクション(上野の森美術館)
(2)細見美術館開館10周年記念展 日本の美と出会う(日本橋高島屋)
(3)野村仁 変化する相―時・場・身体(国立新美術館)
(4)第5回企画展 山中俊治ディレクション「骨」展(21_21 DESIGN SIGHT)
(5)NHK大河ドラマ特別展 「天地人―直江兼続とその時代―」(サントリー美術館)
●ネオテニー・ジャパン
 精神科医の高橋先生がコレクションした、日本の現代アートコレクション。選りすぐり。「ネオテニー」とは、幼体形成のこと。
 奈良さんをはじめとして、今まで僕が目にしてきた作家さんの作品がかなり多く(半分以上は見覚えあった)、満足満足。作家の名前はわからなくても、作品を見れば「あの人だ〜」とわかったりした。若手の作家が多かった。
●細見美術館
 会期最終日。日本画。若冲と北斎が目玉。どちらも見応えあった。応挙もあった。会場は年配女性客ばかり。
●野村仁(ひとし)
 現代アートで楽しかった。月(MOON)の動きを楽譜に仕立てて、「音楽」のスコアを作り、実際に演奏したものを流していた。面白い味わいのある曲に仕上がっていた。
 巨大な段ボールアートや、ソーラーカーなども展示。会場は空いていた。
●「骨」展
 「骨」をモチーフにしたいろんなアーティストの作品展。壁面に自分(鑑賞者)の影が映ると、それが自分勝手に「動き」始める、という作品が面白かった。
 骨格だけのピアノがあって、自由に弾けるので自作曲をちょっと弾かせてもらった。(スペーシーな音色。)
 あとは蜘蛛の骨格とか。(元々の蜘蛛には「骨」はない。)
 明和電器も出品
●天地人
 音声ガイドを借りようか迷ったが、作品1点1点に説明書きがあるので、借りなくてよかった。(と思う。)
 今NHKでやっている大河ドラマ「直江兼続」の特集展。「愛」の兜の本物はなかった。(複製はあったけど。)
 直江だけではネタが続かないので、屏風やら能装束やら、茶器などの美術品も展示。そっちの方が見応えあったかも。
 いろんな古文書もあり、直江兼続自筆のものや、千利休、上杉氏などの手紙など。訳文もあったので興味深かった。
 今日の写真は日本橋高島屋にて。すべてが初めてだったので、有意義な1日を過ごせた。