劇団四季 : コーラスライン
※多少ネタバレがあります。
浜松町の自由劇場で、劇団四季「コーラスライン」を観てきた。(演出:浅利慶太)
2階席の上手寄りだったが、びゅうプラザ(JR)でチケット購入の際には「残りわずか」とあったのに、実際は(2階席は)がらがらだった・・・。煽ってるのかなぁ。
「コーラスライン」が有名なミュージカルというのは知っていたが、それ以外の予備知識がなかったので、今日になってWikipediaで調べた程度。劇中、2曲くらい知っているナンバーがあった。ずっと昔に、若いミュージカル女優のリサイタルで伴奏した曲があり、懐かしく思い出した。あとは知らないと言えば知らない曲だったが、親しみやすいメロディーが多かったため、楽しめた。
舞台は、ショービジネスの裏側を描いている。(アンサンブルのオーディションをモチーフにしている。)ほぼすべての出演者が出ずっぱりで、大変だったと思う。1人1人に見せ場がありよかった。
緩急つけたステージは、最初から最後まで飽きさせなかった。「どうやって最後はオチをつけるのだろう」と思ったが、ちゃんとオーディションの合格者、不合格者が出て終わった。2時間半の上演時間(休憩なし)、大いに楽しんだ。「One」がやはり印象に残る曲だね。どこか「第三の男」に似ていると思うのは、私だけ・・・?
「私に仕事をください」など、身につまされる台詞もあり、ちょっとほろ苦かった。現実味のあるミュージカル。
あとは、台詞からそのままメロディーになったり、いかにも大舞台っぽい演技(皆さん同じテイスト)だったり、これぞブロードウェイミュージカル、と感じた。
一番安い席で6000円だけど(今回もそう)、行ってみてよかったです。
今日の写真は、劇場内のポスター。