muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

MOTアニュアル2010:装飾 ほか (東京都現代美術館)

モモ

 仕事前に、木場の東京都現代美術館に行き、3つの展覧会を見てきた。今日も1人で行動。以下、見てきた順。
(1)MOTアニュアル2010:装飾
(2)サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年
(3)レベッカ・ホルン展
 レベッカ・ホルン展は2回目なので感想割愛します。
●MOTアニュアル2010
 とても楽しみにしていた。個性的な作家たちによる、「装飾」をキーワードとした作品群。
 入り口で、作家1人1人からのメッセージが書かれた紙(1枚)を渡されたので、作品への理解が深まった。いい試みだと思う。
 東京国立近代美術館工芸館で見た作家が出品していた。(同じ人だと思う。あまりに一緒なので。)中世ヨーロッパのような、装飾的な杖など。(陶器による。)
 会場内で公開制作しているのがあって、作家本人(だよね?)が床に白いペインティングをしていた。すごく手が込んだ白い線による文様だった。
 触って操作できる作品もあり、取っ手を引っ張ると、組み合わされた作品のパーツの様相が変わる。
 石けんに文様を描いた作品もあり、石けんの提供は、昔僕も仕事でお世話になった、「玉の肌石けん」によるものだった。
 一番印象に残ったのは、白い大きな垂れ幕に、繊細な穴あき文様をくりぬいた作品。本当に精巧で、見ほれてしまった。
●サイバーアーツジャパン
 見ていて、なんか先日見学した「文化庁メディア芸術祭」(国立新美術館)に趣が似てるなぁと思ったら、メディア芸術祭の協賛事業だった。
 入り口で、缶バッジを無料で作ってくれるサービスがあり、僕も1ついただいた。どういうものかというと、壁に投影された、いくつかのバッジのデザインから、自分の気に入った1つを見つめると、それがマークされ、紙にプリントアウトされる。印刷されたデザインを元に缶バッジを作ってくれる。ハイテクだなぁ・・・。
 会場内は、明和電機など、サイバーアートの祭典だった。正直、僕にはいまいちだったが・・・。
 一カ所だけ撮影可で(今日の写真)、ポストペットの最新版(β版)のデモスペースにあった、モモというキャラクターである。今度のポスペは、Twitterと連携するとか。ちょっと面白そう・・・。
 Twitterと連携した企画もあったみたいで、次々と誰か(大勢)の「つぶやき」が表示されていた。
 常設展も見学。前回行ったときと、ほとんど変わっていなかったが、少し展示替えがあったよう。陶器のパネル作品が床に敷いてあり、靴を脱いで上がることができた。ちょっと面白い。