劇団四季 : アイーダ
汐留の、電通四季劇場「海」にて、劇団四季公演「アイーダ」を観てきた。
アイーダの物語は知っているし、ヴェルディ作曲のオペラ伴奏も、(抜粋だが)したことあるので、期待して劇場に足を運んだ。(もちろん一番安い席。3階席だった。(席番は2階だけど。))ミュージカル版アイーダの作曲は、エルトン・ジョン等が手がけている。
最初は博物館のシーンから始まる。いい感じの幕開け。
ラダメスがアイーダに心惹かれていく描写が、はしょりがちだったが、アムネリスの人間描写も深く、納得の行くいい舞台だった。
歌手陣は、アイーダがとてもよかった。ラダメスは今日は調子今ひとつだったように思う。(音程を派手に外していたところもあったし。)アムネリスも歌うまかった。
最後のシーンも博物館。オペラならアイーダ、ラダメス、アムネリスの天国的に美しい絶唱なのだが、静かに幕を閉じた。印象深い。
遠い昔のエジプトの悲恋に心をはせた。アイーダの物語は、実話に基づくものらしい。
そうそう、4月から始まる劇団四季の「サウンド・オブ・ミュージック」のチケットを取ろうとしたら、一番安い席(3000円)は5月7日からしかないと言われ、そんな先の予定は立てられないので諦めた。
今日の写真は、劇場の壁にあったもの。