muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

小野竹喬(ちっきょう)展、水浴考 ほか

正面からではありません

 仕事前に竹橋で展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)生誕120年 小野竹喬(ちっきょう)展(東京国立近代美術館)
(2)水浴考(同上)
(3)所蔵作品展 近代工芸の名品―花(同工芸館)
(4)昭和の公文書−復興から高度成長へ−(国立公文書館)
 (4)は2回目なので感想割愛します。
●小野竹喬
 楽しみにしていて、今日メインの展覧会。会期初日。でも画家の名前は今回初めて知った。文化勲章も受章している。
 初期から晩年の作品まで網羅していた。国内のいろんな美術館から作品が来ていたが、小野竹喬美術館からのものが多かった。
 芭蕉の「奥の細道」俳句に絵を付けたものが印象に残った。ほかも、明るい色彩で味わいがあり、絵からなんとも言えない「楽しみ」のようなものが感じられた。
●水浴考
 水浴をモチーフにした小特集。近代から、現代美術まで。現代美術の方に惹かれた。オブジェだったり、泥水をひたすら「水浴」する女性の映像だったり・・・。グロテスクだけど、インパクトがある。
●花
 春らしく、「花」をモチーフにした工芸品の数々。松田権六は、今回もあった。いつも出品されてるなぁ・・。
 明るい色彩の壺など、楽しい作品が多かった。
 今日は早起きできたおかげで、朝一から展覧会を見ることができ、時間に余裕があったし、展示室も非常に空いていた。ついでに靖国神社に行って「遊就館」も見学しようかと思ったが、(時間は大丈夫だったものの)疲れそうで断念した。
 美術館の常設展で、「庭」という小冊子を渡された。今回の常設展の中で、「庭」をモチーフにした作品について解説している。日本画、洋画から現代アートまで10点くらいあって、作品への理解が深まった。いい試みだと思う。
 あと、今日もランチは、マックフライポテトLサイズ2個だった。(今、満腹感に襲われている。)
 今日の写真は、美術館の前庭にあった彫刻。