muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ピカソと20世紀美術の巨匠たち ほか5つの美術館、博物館

リー・ウーファン

 昨日今日、仕事の合間を縫って、横浜と都内でいろいろ展覧会を見てきた。2日とも1人で行動。以下、見てきた順。
(1)ルートヴィヒ美術館所蔵 ピカソと20世紀美術の巨匠たち(そごう美術館)
(2)彩色立面図に見る日本の近代建築 −銀行・オフィスビルから邸宅まで−【後期 銀行建築編】(神奈川県立歴史博物館)
(3)船をとりまくアール・デコ(日本郵船歴史博物館)
(4)ポンペイ展 世界遺産 古代ローマ文明の奇跡(横浜美術館)
(5)歌川国芳(くによし) 奇と笑いの木版画(府中市美術館)
(6)戦後から現代へ(同上)
 今回はすべてが初めての展覧会だった。
●ピカソと20世紀美術
 なんか、会場の6割くらいは「知らない画家」の作品だった・・・。とはいえ、ピカソ、カンディンスキー、マティス、クレー、ブラック等多くの著名人作家もあり、なかなか見応えあった。ピカソは何点もあったのでよかった。いかにも日本人の好みそうな展覧会だった。
●日本の近代建築
 前期展は見逃したが、なんとか間に合った。日本各地の近代建築による銀行の、写真と図面。図面はここ10年くらいで作成されたもの。建築展なので、あまり面白くなかったような・・・。多くの建造物は、各種文化財にも指定され、現在でも銀行に使われているもの、美術館になっているものなど、様々だった。
●アール・デコ
 豪華客船の黄金時代の、アール・デコ。個人所蔵の古いドレスやアクセサリーなど、風情があった。当時のモダン。
●ポンペイ展
 埋もれてしまった文明。ナポリの博物館からやってきていた。火山灰による人型など、生々しかった。当時の家具、食器、装身具などとても味わいがあってよかった。平日にもかかわらず結構混んでました。
●歌川国芳
 音声ガイドが300円で安かったのでどうしようかと思ったけど、ちょっと急いでいたので借りなかった。
 個人コレクションによる展覧会。(名前は書いてなかった。)国芳がどれくらい個性的なのかはちょっとわかりかねたが・・・それでもなかなかすごい浮世絵群だった。
 人物の顔のパーツ(鼻など)が、人間によるものの絵は、展覧会の最後の最後に置かれていて、ちょっと憎かった。
●戦後から現代へ
 常設展。知っている作家の絵が何枚もあり、結構収穫だった。
 今日の写真は、横浜美術館のリー・ウーファン。(撮影可。)