muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

舞台「サウンド・オブ・ミュージック」、映画「私たちの幸せな時間」

台北の公衆電話

※2本とも、ネタバレはありません。
 最近見た舞台と映画のことを書きます。
●劇団四季公演 「サウンド・オブ・ミュージック」
 サウンド・オブ・ミュージックは、1998年に日生劇場で大地真央主演の舞台を観たことがあって、そのときのオケにうちの妹がヴィオラで乗っていた。なじみ深いナンバーもいっぱいあり、期待して劇場に足を運んだ。
 大地真央版では、「ドレミの歌」の「レ」は、レモンシャーベットのレ、だったが、劇団四季は「レモンのレ」だった。(気になっていた。)
 四季のサウンド〜は、個々の俳優の「個性」が若干弱まり、全体の統一性に重きが置かれていたような気がする。結果、優等生的な舞台で、突出した印象には乏しかったかも・・・。よくできてるんだけどね。
 子役たちもよく歌い、演技していた。
 国連クラシックでも何回かサウンド・オブ・ミュージックを上演していて、僕もピアノで参加してます。(ブログに記事があります。)
●映画 「私たちの幸せな時間」(監督:ソン・ヘソン)
 2007年公開の韓流映画。死刑囚と元歌手の交流を描く。(詳しくは公式サイト参照。)
 死刑囚役の人が、お笑いコンビ「サバンナ」の片方に似ていた。イケメンである。(モデル出身だそうで。)
 最初はストーリーを追うのに難儀したが、じっくり人間描写され、深みがあった。
 固唾をのむような展開も、どんでん返しもないが、丁寧に映画化されている。
 韓国の死刑の様子が描かれるが、韓国では本当にこのようなものなんだろうか。どのくらい取材したのかなぁ。
 ある日突然、死刑(これから執行)が宣告され、その描写が、生々しかった。(わざと冗談で「死ぬかと思った」と言ってみたり。)
 死刑囚と元歌手の淡い恋模様が描かれ、いい映画です。ちょっと重いけど・・。
 今日はお休みで、美術館巡りをしたが(後日書きます)、その途中、新宿西口ビックカメラのエレベーターで、かけ橋合唱団の女性メンバーの方とばったり出会った。すごい偶然である。
 また、新宿で大雨に降られ、なるべく濡れないように、濡れないようにと、地下道を縫うように歩いた。(損保ジャパン美術館に入るときに降り始め、展覧会終了後は大雨だったが、ビックカメラで簡単な買い物を済ませた後は、晴れ間が出ていた。)
 今日の写真は、台北101にあった、台湾の公衆電話。(本文には関係ありません。)
●「私たちの幸せな時間」公式サイト・・・http://www.shiawasenajikan.jp/