YOU-GO企画公演 「いつか また逢える」
江東区の、ティアラこうとう(小ホール)にて、YOU-GO企画第1回公演「いつか また逢える」の舞台を観てきた。(構成・演出・台本・振付・出演:高橋依歩)千秋楽のマチネを拝見。
昭和3年から、平成元年(美空ひばりが亡くなった年)まで、日本が元気だった時代(高度成長時代、バブル景気)を彩った数々の歌と共に、タップダンス、バレエ、お母さんのモノローグでお芝居仕立てで進行する。舞台正面には古いラジオが置かれ、このラジオから当時のニュース(ナレーション)や音楽が流れてくる趣向。
披露された歌(役者が歌うことはない)は、蘇州夜曲、リンゴの歌、恋のバカンス、勝手にしやがれ、川の流れのようになど、9曲。(カーテンコールは再び「川の流れのように」。)
非常に丁寧に作られた舞台で、好感が持てた。細かい演出が行き届いている。
タップダンスが見事だった。出演する10人くらいの役者が、皆タップダンスが達者なのだ。アンサンブルもソロも、粒ぞろいだった。振り付けもよく考えられていた。
バレエは、ちょっといまいちだったかも・・・?
上演時間が1時間と短いのもよかった。あれこれ詰め込みすぎてただ長いだけの舞台が、本当に多いからねぇ・・・。
観客は、女性客がほとんどだった。
公演は、今日のソワレまで。
今日の写真は、この公演を観る前に見てきた、江戸東京博物館「大昆虫博」から。(本文には関係ありません。大昆虫博については、後日書きます。)
●YOU-GO企画のサイト・・・http://s1.shard.jp/yougo/