muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

奈良の古寺と仏像 ほか6つの美術館、博物館

南風

 仕事前に、都内とさいたまでいろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)奈良の古寺と仏像〜會津八一のうたにのせて〜(三井記念美術館)
(2)仏像写真家 小川晴暘 没後50周年記念写真展 祈りのかたち(同上ロビー)
(3)暮らしのうつりかわり−明治編−(国立公文書館)
(4)こども工芸館/おとな工芸館 イロ×イロ(東京国立近代美術館工芸館)
(5)建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション(東京国立近代美術館)
(6)いみありげなしみ(同上)
(7)荒井良二 スキマの国の美術館(うらわ美術館)
(8)スウィンギン・ロンドン 50’s―60’s ミニスカート・ロック・ベスパ―狂騒のポップカルチャー(埼玉県立近代美術館)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●奈良の古寺
 飛鳥時代から鎌倉時代まで、古い仏像がごろごろしていて、本当によかった。国宝も少しあったし、重要文化財は多数。
 古い仏像は本当に味わいがある。ものによっては当時の金箔が残っていたりして、往時を偲ばせた。また、後ろから見られるものもあって、興味深かった。
 會津八一の歌も面白く、彩りを添えていた。
●祈りのかたち
 三井記念美術館のロビーで偶然やっていて、見ることができた。古い仏像の写真展。写されたのも昔だろう。接写が多くて迫力があった。
●暮らしのうつりかわり
 明治時代の文書資料。文書なので、あまり当時の雰囲気が伝わってこなかった・・・。
●イロ×イロ
 所蔵作品展。夏らしく、青でまとめられた一室があり、爽やかだった。(青い工芸品や、着物など。)松田権六と藤田きょうへいは、いつも見るなぁ。それだけ高く評価されていると言うことだろうか。
●荒井良二
 「へたうま」にしか見えなかったけど、「絵本のノーベル賞」(外国の権威ある賞)も受賞しているので、評価されているのだろう。僕的にはあまり面白くなかった・・・。
 絵本の原画など展示。原画と絵本になったものを並列してあったりして、色合いの違いなど、興味深かった。アクリル絵の具を使っているようだ。
●ロンドン
 古き良き時代のロンドン。当時のモダンで、味わいがあった。曲線を活かしたデザイン多数。指輪からラジオ、衣装、家具、そして大きなものではオートバイ、乗用車まで展示してあった。
 ロックシンガーの愛用した楽器なども展示。ファンにはたまらないだろう。ジミー・ペインだって。(よく知らない。)
 常設展は展示替え期間中で休み。始まったらまた来たい。
 今日の写真は、東京国立近代美術館から「南風」。あらかじめ申請すれば館内撮影可。(一部不可。)