muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

陰影礼讃 ほか6つの美術館、博物館

工藤静香

 都内でいろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)酒井忠勝と小浜藩矢来屋敷(新宿歴史博物館)
(2)鏑木清方一門と近代美人画展(野間記念館)
(3)神と仏 日本の祈りのかたち(永青文庫)
(4)黒澤明生誕100年記念画コンテ展 映画に捧ぐ(東京都写真美術館)
(5)オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ(同上)
(6)私を見て! ヌードのポートレイト(同上)
(7)陰影礼讃―国立美術館コレクションによる(国立新美術館)
(8)第95回記念 二科展(同上)
(9)マン・レイ展 知られざる創作の秘密(同上)
(10)誇り高きデザイン 鍋島(サントリー美術館)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●酒井忠勝
 新宿歴史博物館は初めて訪れた。酒井忠勝についてのいろいろな資料。茶碗や嫁入り道具などの美術品も、少数だがあった。古文書が多く、やや単調か。
 常設展は、新宿の今昔。写真を撮れるスポットもあった。
 ロビーでは、昔の小田急ロマンスカーの座席や運転席があった。(座れる。)
●近代美人画
 清方、伊藤深水などの美人画。結構いっぱい展示があった。風情があるねぇ。
●神と仏
 古い中国の石仏が結構あり、収穫。まぁまぁよかったです。
●黒澤明
 黒澤明は、若い頃は絵も描いていて、二科展にも入選したとか。その頃の作品は破棄されて残っていない。
 映画会社との交渉のために描いた絵コンテ。正直美術的な価値は分からないが、個性はあったと思う。
●陰影礼讃
 今日が会期初日。中世の版画から、モネ、リキテンスタイン、ウォーホルまでと多様な展示。あるいは雑多。日本作家の作品も多数展示。美術ファンならいいんじゃないかな。
 影と陰をモチーフにしていて、ちょっと範囲が広すぎるような・・・。
●二科展
 時間があったので、一部を見学。工藤静香の絵は、入口近くにあって、いろんな人が写真を撮っていた。(僕も。)今回は、デザイン部門と絵画部門を見た。
 今日の写真は、二科展特選の、工藤静香の油絵。「瞳の奥」。
 今日は、恵比寿でランチしようと思って、マクドナルドを探したら、8月末で閉店したとのこと。がっかりだ。しょうがないので味噌ラーメンを食べた。(後日書きます。)