ミュージカル : ウェスト・サイド物語、メリー・ポピンズ ほか
というわけで無事帰国しました。帰りはあっという間でした。飛行機のフライト時間自体は、復路の方が2時間も長いんだけど、途中一睡もせず、体調も悪くならず、機内映画1本、日本から持参した文庫本1冊読み終わりました。
ホテルから空港までは、免税店にも寄らず、すぐに着いた。車内では運転手(日本人男性)がいろいろと面白そうな話をしていたけど、僕は爆睡状態で聞く余裕がなかった。
というわけで、これからしばらくはNY旅行のことを書いていきます。今日は、滞在中に見た4本の舞台のお話。以下、見てきた順。
(1)ウェスト・サイド物語
(2)メリー・ポピンズ
(3)クリスマスのショー(ラジオシティ)
(4)オペラ座の怪人
●ウェスト・サイド物語
劇団四季でも見たことがある。ブロードウェイで見たのは、ラブシーンがエロティックになっていた。キスシーンやベッドシーンがあったり。
音楽自体はよく知っていたので、楽曲を楽しめた。途中でうるうる来てしまった。
●メリー・ポピンズ
滞在中観た舞台ではもっとも感動した。あらかじめ映画で予習していったが、舞台ならではの良さがあった。
メリー・ポピンズが階段を駆け上がっていくとき、独特のポーズをするのが笑いを誘う。
舞台セットがとにかく金かかっている。一軒家を丸ごと装置にしているし、3階の子ども部屋は、そこだけ降りてきて舞台になったりする。
煙突掃除屋さんの男性が、額縁舞台を吊されて一周する。天井から逆さまにぶら下がって歩いたり、左右の壁でも歩いたりする。迫力だった。
ラストシーンは、メリー・ポピンズが飛んでいく(去っていく)のだが、舞台の奥から手前上方に向かって飛んでいくため、僕のいる3階席の目の前までやってきて、かなり感動してしまった。
●クリスマスのショー(ラジオシティ)
トップ・オブ・ザ・ロックに行く道すがらにあり、当日券があったので買ってみた。14:00の回を拝見。(この日は17:00、20:00と1日3回公演。)
実はこのショー自体は5年前にもご招待で見ているのだが、今回見てみたら忘れてる部分も多く、大いに楽しめた。5年前より感動したかも。
休憩なしで90分のショーだが、開演前のオルガン演奏から始まり、立体映像(メガネをかける)、バレエ(くるみ割り人形)、ラインダンス、もちろん歌あり踊りありで、めまぐるしかった。飽きさせない。最後はキリスト教のクリスマスエピソードをやるのだが、本物のラクダまで登場する。
ここまでして初めて、お金って取れるんだなぁ・・・と身につまされた。
●オペラ座の怪人
映画で予習。言葉が分からなかったのはきつかった。
どうもこの舞台はいまいち感動できなかった。有名な主題歌以外は、まるで本物のオペラのようで、格調高いのだ。また照明も全体に控えめで、ステージ上の様子が分かりづらかった。
隣にいた白人女性に話しかけられ、彼女はオーストラリアから来ていると言っていた。
今回、クリスマスのショーを除くチケットは、日本で手配してから行った。マイミクのジュンくんに勧められた「テレチャージ」という外国サイトも試したが、言葉の壁が厚かったので、日本語で頼めるサイトにしてしまった。
プリントアウトすればそのままチケットになるEチケットにしてもらった。1枚に付き10$の手数料。
3演目とも一番安い席で、とお願いしたので、3階席とかだった。でも、通路側端っことか、安い席の中では良いエリアだったと思う。
ミュージカル3本は、いったんカーテンコールまで終わると、出演者が挨拶し、物販のお願いに余念がない。舞台によっては、アンサンブルの出演がお見送りまでしていた。(物販しながらね。)
いつかかぶりつきで見てみたいなぁ・・・。
今日の写真は、MoMAの入口に掲げられていた、村上隆のアート。(本文には関係ありません。)