muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ワシントン・ナショナルギャラリー展 ほか

ポパイのトイレ案内

 最近見てきた展覧会。すべて1人で行動。以下、見てきた順。
(1)花の画家 ルドゥーテ『美花選』展(Bunkamura ザ・ミュージアム)
(2)十二単の世界 ―四季を飾る「かさね」の美―(明治神宮 宝物展示室)
(3)ワシントン・ナショナル・ギャラリー展(国立新美術館)
(4)第46回 たぶろう展(同上)
(5)倉俣史朗とエットレ・ソットサス展 夢見る人が、夢見たデザイン(21_21 DESIGN SIGHT)
(6)不滅のシンボル 鳳凰と獅子(サントリー美術館)
(7)23回忌追悼記念 美空ひばり展「夢」(日本橋三越)
(8)三井記念美術館 館蔵品展(三井記念美術館)
(9)浜口陽三銅版画展 ジャーナリスト・阿部徹雄が撮った浜口陽三 1958年 パリ (ヤマサコレクション)
(10)ジパング展〜31人の気鋭作家が切り拓く、現代日本のアートシーン。〜(日本橋タカシマヤ)
(11)映画パンフレットの世界(東京国立近代美術館フィルムセンター)
(12)損保ジャパンコレクション展(損保ジャパン東郷青児美術館)
(13)堀内誠一 旅と絵本とデザインと(うらわ美術館)
(14)静けさの中で−コレクションより(同上)
(15)日本のボタニカルアート−太田洋愛画伯の原画を中心として−(国立科学博物館)
(16)手塚治虫のブッダ展(東京国立博物館)
(17)「伝統と現代」展 第2部「伝統・現代・発生」ドローイング展(東京芸術大学大学美術館 陳列館)
(18)特集陳列 海外の日本美術品の修復(東京芸術大学大学美術館)
(19)芸大コレクション展−春の名品選−(同上)
(20)黒田記念館
(21)日本の子どもの文学−国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み(国際子ども図書館)
(22)センジモンってなぁに?−五書体にみる千字文のいろいろ−(台東区立書道博物館)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●ルドゥーテ
 きれいな花の版画。精密でよかった。
●十二単
 説明書きで「平安時代の明るさを再現」みたいなことが書いてあって、すごく会場が暗かった。(まさか節電!?)十二単は、あでやかでみやびでした。
●ワシントン・ナショナルギャラリー展
 とても期待していた展覧会。9割くらいが知っている画家の作品で、とてもよかったです。印象派、ポスト印象派の作品がずらりと並ぶ様は圧巻でした。ゴッホもあったし。また行きたい。
●たぶろう
 公募展。時間があったので入ってみた。いつも通り。
●鳳凰と獅子
 古いものがいっぱいあったのでよかった。屏風絵などはなかなか迫力があった。
●美空ひばり展
 美空ひばりのベッドルームが再現されていた。結構豪華だった。「みだれ髪」などの楽譜があり、興味深く拝見。当時の歌謡曲の楽譜って、こんなだったのね・・・。
●阿部徹雄が撮った浜口陽三
 古き良き時代のパリ風景。浜口陽三の版画も多数展示。味わいがあった。
●ジパング展
 現代日本アートの祭典。今までの展覧会経験の中で、僕も知っている作家が結構いた。束芋とか。いいなぁ、みんな頑張ってるなぁ。
●映画パンフレット
 クレヨンしんちゃんの映画パンフがあった。現代のものは、CDジャケット風だったり、多種多様になっていた。
●損保ジャパンコレクション展
 東郷青児の油画など。まぁまぁ見応えあったけど、あまり印象に残らず・・・。
●堀内誠一
 雑誌「アン・アン」や「ポパイ」等のロゴやデザインを担当したり、絵本作家としても活躍。多才な人だなぁ。絵本の絵はシャガール風、マティス風と様々で、この人"ならでは"の個性ってあったのだろうか・・・。今日の写真は、うらわ美術館のトイレの表示で、マガジンハウス社で使われている「ポパイ」風。
●静けさの中で
 さいたま市ゆかりの作家達。いつも通り。
●日本のボタニカルアート
 原画展で、完成品ではなく、印刷に関しての注意書き等がそのまま残されていたので、ちょっと不満・・・。ルドゥーテにも通じる、精密な植物画。
●伝統・現代・発生
 芸大の教員、学生、中国の先生達のドローイング。いろんな方向性があった。砂で描かれてような円が、くるくる回る作品が、印象深かった。
●海外の日本美術品の修復
 修復された美術品。屏風や工芸品など。いろんな苦労があるんだなぁ・・・。実際の修復作業についての説明パネルもあった。
●黒田記念館
 道すがらあったので入館。毎週木・土曜日しか開館してないらしい。ラッキーだった。黒田清輝の「湖畔」があってよかった。(切手にもなっている。)「智・感・情」の女性3部作もよかった。
●日本の子どもの文学
 ここも道すがらあったので入館。すごい建物だった。展示は現代風で、日本の新旧児童文学の様子がよく分かった。順路が迷路みたいだったけど・・・。
●千字文
 いろんな拓本。古いものが多くてよかった。漢字の書体は、隷書だったり楷書だったり様々。味わいがあり、気品ある字体だった。