muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

セザンヌ―パリとプロヴァンス ほか21の美術館、博物館

コローの風景画

 最近見てきた展覧会。すっかりたまってしまったので、何回かに分けて書きます。8,10,11は父と見た。あとは1人で見た。以下、見てきた順。
(1)セザンヌ―パリとプロヴァンス(国立新美術館)
(2)野田裕示(のだひろじ) 絵画のかたち/絵画の姿(同上)
(3)第65回 日本アンデパンダン展(同上)
(4)「アーヴィング・ペンと三宅一生」展(21_21 DESIGN SIGHT)
(5)大阪市立東洋陶磁美術館コレクション 悠久の光彩 東洋陶磁の美(サントリー美術館)
(6)第31回 損保ジャパン美術財団選抜奨励展FINAL(損保ジャパン東郷青児美術館)
(7)平山郁夫展 大唐西域画への道(高崎市タワー美術館)
(8)開館20周年記念/コレクション展 20年。(高崎市美術館)
(9)大名と藩(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
(10)ウキヨエ盆栽園〜盆栽デ、明治ヲアソブ(大宮盆栽美術館)
(11)後谷遺跡−縄文のタイムカプセル−(桶川市歴史民俗資料館)
(12)宮沢賢治・詩と絵の宇宙 雨ニモマケズの心(そごう美術館)
(13)ジョルジュ・ルオー 名画の謎 展(パナソニック電工 汐留ミュージアム)
(14)レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想(Bunkamura ザ・ミュージアム)
(15)ロイヤルコペンハーゲン ビングオーグレンダール展(松濤美術館)
(16)嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した掌上の宝石(たばこと塩の博物館)
(17)古代メソポタミア文明展− 平山郁夫シルクロード美術館・知の宝−(古代オリエント博物館)
(18)細川忠興と香木、蒔絵香道具(永青文庫)
(19)竹内栖鳳(せいほう)と京都画壇展(講談社 野間記念館)
(20)かわいいキノコ・キノコの魔法展(切手の博物館)
(21)ユベール・ロベール−時間の庭(国立西洋美術館)
(22)ピラネージ『牢獄』展(同上)
(23)ボストン美術館 日本美術の至宝(東京国立博物館)
(24)ザ・タワー〜都市と塔のものがたり〜(江戸東京博物館)
(25)太陽の塔 黄金の顔(同上)
(26)芝 増上寺〜秀忠とお江の寺(同上)
 初めて見たものに限って感想を記します。(例外あり。)
●セザンヌ
 とても期待していた展覧会。セザンヌの作品のみで構成。満喫できた。国内外の様々な美術館から来ていた。晩年まで創作意欲の衰えなかったセザンヌ。山の油画とかよかったです。
●第65回 日本アンデパンダン展
 「アンデパンダン」に惹かれてちょっと覗いてみた。(無審査なんだろうか。)そしたらありがちな公募展だった。さっさと歩いて終わりにした。
●第31回 損保ジャパン美術財団選抜奨励展FINAL
 2回目なので感想は割愛。この美術館常設の、セザンヌの静物画が前述の国立新美術館に貸し出し中なので、何が代わりに置いてあるか、興味津々で訪れた。そしたら、シスレーの風景画があった。(パリの美術館所蔵。)シスレーは好きなので、よかったです。同じく、以前にゴッホのひまわりが貸し出し中の際も、別の絵が置かれていたが、どうしても思い出せない。
●平山郁夫展 大唐西域画への道(高崎市タワー美術館)
 平山先生の絵は、落ち着いていて個性的だと思う。シルクロードなどに取材した大作や素描など、堪能した。
●開館20周年記念/コレクション展 20年。(高崎市美術館)
 所蔵品展。高崎や群馬ゆかりの作家の作品が多かった・・・。芝居などのポスターを展示していて、1995年の舞台ポスターで、音楽担当が西岡龍彦先生(僕が最初に師事した作曲の先生)で、なんかうれしかった。西岡先生には今年お会いすると思うので、ご報告しようと思う。
●大名と藩(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
 かつて埼玉県に存在していた藩の資料。久喜藩など、知られざる藩の資料もあった。あまり印象に残らず・・・。
●ウキヨエ盆栽園〜盆栽デ、明治ヲアソブ(大宮盆栽美術館)
 近代の、盆栽をモチーフにした浮世絵。華やかだった。あと、先日始まった、この美術館の音声ガイドを借りてみた。そしたら、主要な盆栽にはほぼすべて音声解説が付いていて、全部聴いていたら1時間以上もかかってしまった。なんだかなぁ・・・。説明はよかったけど。
●宮沢賢治・詩と絵の宇宙 雨ニモマケズの心(そごう美術館)
 「雨ニモマケズ手帳」の本物が展示されているというので、それ見たさに行ってみた。(以前、一関(岩手県)のミュージアムで、複製が展示されていたのは見たことある。)本物はやはりよかった。三好達治等も関わっているらしい。あとは賢治の童話絵本の原画展など。いわさきちひろや棟方志功など、知っている名前もあったが、ほとんど知らない作家ばかりだった・・・。
●ジョルジュ・ルオー 名画の謎 展(パナソニック電工 汐留ミュージアム)
 ルオーの作品がいっぱいあったのでよかった。でも、この美術館所蔵のものなので、既視感はすごかったけど・・・。以前はアンケートを書くと絵はがきがもらえたが、終わっていた。
●レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想(Bunkamura ザ・ミュージアム)
 レオナルドの真筆の絵があるというので訪れた。「ほつれ髪の女」だが、小さかった。端正な美人画という感じ。さすがに1点ではもたないので、当時の絵画を展示。知らない作家ばかりだった・・・。レオナルドの作品も、ほかに少しだけあった。
●ロイヤルコペンハーゲン ビングオーグレンダール展(松濤美術館)
 近代の陶磁器。壺とかティーセットなど。保存状態もよく、きれいだった。
●嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した掌上の宝石(たばこと塩の博物館)
 いろんな嗅ぎたばこ入れ。小さなものが多かったと思う。あまり印象に残らず・・・。
●古代メソポタミア文明展− 平山郁夫シルクロード美術館・知の宝−(古代オリエント博物館)
 古代メソポタミア文明の遺物。かなり古いものが多かった。首飾りなどは美しかった。あと、平山先生の絵が数点、展示してあった。
●細川忠興と香木、蒔絵香道具(永青文庫)
 香道の道具など。長期休館を経て、再開の展覧会。古いものが多かったが、あまり思い出せない・・・。
●竹内栖鳳(せいほう)と京都画壇展(講談社 野間記念館)
 日本画。有名作家の作品多数。大作もあった。野間氏が委嘱した、12ヶ月の12枚絵(1枚が1ヶ月)の連作を、複数作家で展示していた。なんか、お金持ちの道楽って感じ・・・。
●かわいいキノコ・キノコの魔法展(切手の博物館)
 キノコをモチーフにした、日本、外国の切手展。かなりたくさん種類があった。キノコの風景印もあって興味深かった。出先でiPhoneで検索して開催を知ったので、この博物館のWEBサイトの一部を印刷、持参すればもらえるという記念品をもらえなかった。粗品だろうけど、ちょっと損した気分・・・。
●芝 増上寺〜秀忠とお江の寺(同上)
 去年の大河ドラマを見ていたので、江(ごう)と秀忠には親近感があった。彼らの廟(びょう)は、戦災で焼失してしまったが、当時の写真を展示、往時を偲ばせた。増上寺の資料も色々あったが、あまり思い出せない・・・。
 今日の写真は、島根県立美術館のコロー。