muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

草間彌生展 ほか26の美術館、博物館

草間彌生「チューリップ」

 最近見てきた展覧会。11,12,13はマイミクのシネキチくんと鑑賞。あとは1人で行動。以下、見てきた順。
(1)紅葉山(もみじやま)御養蚕所と正倉院裂(ぎれ)復元のその後(三の丸尚蔵館)
(2)大東亜戦争開戦七十年展(遊就館)
(3)−復興への祈りをこめて−(消防博物館)
(4)生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー(東京都写真美術館)
(5)幻のモダニスト 写真家堀野正雄の世界(同上)
(6)フェリーチェ・ベアトの東洋 J・ポール・ゲティ美術館コレクション(同上)
(7)ホノルル美術館所蔵 「北斎展」前期(三井記念美術館)
(8)浜口陽三名品展 生まれ出ずる光(ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション)
(9)生誕110周年記念 ウォルト・ディズニー展(松屋銀座)
(10)フェルメール光の王国展(フェルメール・センター銀座)
(11)しあわせはいつも(相田みつを美術館)
(12)KATAGAMI Style 世界が恋した日本のデザイン(三菱一号館美術館)
(13)悠久の美―唐物茶陶から青銅器まで(出光美術館)
(14)近代の京焼と京都ゆかりの絵画―受け継がれるみやこの美―(泉屋博古館 分館)
(15)観世宗家の至宝(大倉集古館)
(16)第1回公募展 茶の湯の現代―用と形(智美術館)
(17)セザンヌ―パリとプロヴァンス(国立新美術館)
(18)第98回 光風会展(同上)
(19)毛利家の至宝 大名文化の精粋(サントリー美術館)
(20)お札と切手の博物館
(21)草間彌生(くさまやよい) 永遠の永遠の永遠(埼玉県立近代美術館)
(22)MOMASコレクション[I](同上)
(23)桜・さくら・SAKURA 2012−美術館でお花見!−(山種美術館)
(24)あなたに見せたい絵があります。-ブリヂストン美術館開館60周年記念(ブリヂストン美術館)
(25)美しい日本の絹 ユミカツラブライダルコレクション(シルク博物館)
(26)横浜の海 七面相 幕末・明治編(横浜開港資料館)
(27)横浜の海 七面相 大正・昭和編(横浜ユーラシア文化館)
(28)日本郵船歴史博物館 収蔵品展I 船旅への想い(日本郵船歴史博物館)
(29)ヨコハマ・ヨコスカ ストーリー −二つの港町の戦後文化−(神奈川県立歴史博物館)
(30)マックス・エルンスト−フィギュア×スケープ(横浜美術館)
(31)横浜美術館コレクション展(同上)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●大東亜戦争開戦七十年展
 太平洋戦争に関する資料。遺書など。たくさん所蔵しているなぁ・・・。遺族からいっぱい寄贈されているのだろう。
●−復興への祈りをこめて−
 大震災で被害を被った資料など。あまり思い出せない・・・。
●生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー
 日常の何気ない瞬間などを撮っている。
●ホノルル美術館所蔵 「北斎展」前期
 「富嶽三十六景」は何度も見ている。波がうねうねしている有名な絵は何回目だろう・・・。でも、ホノルル美術館所蔵のものを見るのは初めてだと思う。
●浜口陽三名品展 生まれ出ずる光
 いつもの浜口陽三展。さくらんぼのシリーズとか。東京国立近代美術館にも所蔵されているので、芸術的価値も高いと思う。
●生誕110周年記念 ウォルト・ディズニー展
 あまり古いものはなかったが、ディズニーワールドを楽しめた。
●フェルメール光の王国展
 フェルメールの全作品を、「複製画」で展示していた。間近で楽しめる。所蔵美術館名が付記されていて、それを見るだけでも楽しい。「1999年に盗難されて行方不明」なんて作品もあり、ちょっと複雑な気分になった。
●KATAGAMI Style 世界が恋した日本のデザイン
 ジャポニスム。いろんな型紙があった。あまり思い出せない・・・。
●悠久の美―唐物茶陶から青銅器まで
 中国の古代青銅器は好きなので、堪能した。また、古い茶碗などもあり、よかった。
●近代の京焼と京都ゆかりの絵画―受け継がれるみやこの美―
 尾形乾山があった気がする。明治以降のも多かったかな。
●観世宗家の至宝
 能面や能装束など。歴史を感じさせた。
●第1回公募展 茶の湯の現代―用と形
 現代の焼き物。茶道具と言っても、いろんな出品作があった。大賞とか奨励賞などもあったが、一般作との違いはよく分からなかった。
●第98回 光風会展
 (ありがちな)公募展。思い出せない・・・。
●毛利家の至宝 大名文化の精粋
 雪舟の国宝絵巻が目玉。毛利博物館からいろんな作品が来ていた。(防府市にあるそうなので、いつか行ってみたい。)室町時代のものが多かった。見応えありました。
●草間彌生(くさまやよい) 永遠の永遠の永遠
 草間彌生の映像が流れていて、「私って天才」とか、「ピカソもウォーホルも出し抜きたいの」みたいなことを言っているので、すっかりこのお婆ちゃんが好きになった。絵を描くところは、助手が付きっきりである。この展覧会、大阪では国立国際美術館で開催されたのに、なぜ関東では北浦和・・・。
 撮影可能エリアがいくつかあったので、今日の写真は「チューリップ」。草間彌生は、現在は精神病院を拠点に生活しているそうである。
●MOMASコレクション[I]
 埼玉県立近代美術館が所蔵する、草間彌生作品全作品が展示されてあった。鏡張りの箱の中に入って鑑賞する作品は、幻想的ですばらしかった。(1人30秒。)
●桜・さくら・SAKURA 2012−美術館でお花見!−
 桜をモチーフにした日本画展。奥村土牛の作品が、風格を感じさせた。ほかにも文化勲章を受章したような巨匠たちの作品が多数あった。
●あなたに見せたい絵があります。-ブリヂストン美術館開館60周年記念
 いつものコレクション展に毛の生えたようなものだったらどうしよう・・・と思っていたが、石橋美術館からの出品作も多く、楽しめた。(大半は見覚えある作品だったけど。)新収蔵作品2点があり、今回が初公開のカイユボットと岡鹿之助だった。カイユボットはピアノを弾く男性の油画。
●美しい日本の絹 ユミカツラブライダルコレクション
 去年秋、天皇皇后が訪れた写真がまず最初に展示されていた。(僕もそのニュースは知っていた。)桂由美のデザインされたブライダル衣装で結婚式(披露宴)する人って、本当にいるのだろうか・・・。ショーに芸能人をよく呼ぶので、下世話な感じがする・・・。展示されていた衣装は、華やかだった。真っ白なウェディングドレスをはじめ、豪華で色鮮やかなドレス、和服まであった。
●横浜の海 七面相 幕末・明治編
 横浜の海の資料集。思い出せない・・・。
●横浜の海 七面相 大正・昭和編
 こちらは大正、昭和編。あまり思い出せない・・・。
●日本郵船歴史博物館 収蔵品展I 船旅への想い
 かつての豪華客船による船旅を思い起こさせ、優雅な気分になれた。
●ヨコハマ・ヨコスカ ストーリー −二つの港町の戦後文化−
 古いスカジャンに注目した。ちょっとヤンキーっぽい。あと、ジャズの資料がたくさんあり、手書きの楽譜などは見入ってしまった。当時の息づかいを感じさせた。現場は大変だったろうなぁ・・・。
●マックス・エルンスト−フィギュア×スケープ
 エルンストって「シュルレアリスムの画家」くらいの認識しかなかったけど、こうやって特集されてみると、なかなかよかった。特に大作の油画がよかった。(幻想的で。)
●横浜美術館コレクション展
 特別展の度に変わる常設展。写真が撮れるのもうれしい。今回は日本画がいっぱい展示替えされていた。