muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ネイチャーコンサート (「千の風になって」秋川雅史さんと共演)

秋川雅史さんと

 NHK名古屋放送局主催の、「ネイチャーコンサート」本番があり、愛知県の刈谷市総合文化センター(大ホール)に行ってきました。(刈谷>かりや。)
 このコンサートで、「千の風になって」の秋川雅史さんのピアノ伴奏を務めることができました。(1対1の伴奏です。)とてもエキサイティングな経験でした。本番では、誰よりも近く秋川さんの声を聴けたのだから・・・・。
 ほかにも、服部隆之さんが作曲された3曲のオーケストレーションを僕が手がけ、それが音になったのはとても大きな喜びでした。今日の管弦楽は、いつもお世話になっている、N響団友オーケストラで、前述の、オーケストレーションした3曲では、僕もオケ中(なか)でピアノを演奏しました。
 今日はとても贅沢に、1回のコンサートの中で2台のピアノを使用しました。オーケストラでのピアノ演奏はヤマハを、秋川さんの伴奏をしたコーナーでは、スタインウェイでした。両方とも調律が行き届き、とても鳴り響く感じだったこともあり、ピアノの蓋は常に半開でした。
 今日は出演者がとても多く、秋川さんのほか、メゾ・ソプラノの高橋ちはるさん、俳優の石丸謙二郎さん(「世界の車窓から」ナレーション)、水泳の岩崎恭子さん(バルセロナオリンピック金メダリスト)、司会は黒崎めぐみアナウンサーでした。本日の指揮者は、僕にとって2年ぶりの共演となる、田久保裕一さんでした。
 「哀の章」(あいのしょう)と題して、秋川さんと高橋ちはるさんが交互に叙情歌を歌うコーナーでは、すべて僕がピアノ伴奏し、テレビ収録と言うこともあってか、かなり緊張しました。「椰子の実」と「千の風になって」は、定番の前奏があるのでそれを使用しましたが、その他の曲のイントロは、このコンサートのために僕が書き下ろしました。どのイントロも短いものではあったけど、自分の作曲した音楽が流れるというのは(しかも自演で)、感慨深いものでした。
 かけ橋合唱団からも、はるばる東京から2人の方が観に来てくださり、有り難いことでした。
 ハードな1日でしたが、とても充実して、帰京することができました。
 皆さん、ありがとうございました。お疲れさまでした。
 このコンサートの模様は、編集の上、「金とく ネイチャーコンサート&ダイジェスト」として、11月7日(金)20:00−20:43にNHKで放送されます。(中部ブロックのみ。)中部地方の方は、ぜひご覧ください。
♪「わぉ!まるごと大自然」メインテーマ Orch. M.S ★
♪同上 ギターバージョン Gt.*2 鍵盤ハーモニカ
♪同上 エンディング Orch. M.S ★
♪あざみの歌 M.S Pf. ★
♪海(松原遠く)Ten. Pf. ★
♪浜辺の歌 M.S Pf ★
♪椰子の実 Ten. Pf ★
♪故郷(ふるさと)M.S Pf ★
♪千の風になって Ten. Pf ★
♪交響曲第6番「田園」より 第4楽章(ベートーヴェン) Orch.
♪ポルカ「クラップフェンの森で」(J.シュトラウス) Orch.
♪ねがい(秋川雅史さんオリジナル曲) Orch. Ten. ★
★・・・僕が演奏に加わった曲。また、「メインテーマ」、「エンディング」、「ねがい」の3曲は、すべて服部隆之作曲、室谷章編曲(オーケストレーション)によるもの。