muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

関西旅行 2015 最終日 (5日目)

muroyan2015-01-17

 今日で今年の関西旅行も終わりです。すでに帰宅してブログ更新しています。
 今日はまず、旅程を考えるところから始まりました。昨日の段階で、今日は奈良県にまで足をのばそうかともふと思ったのですが、それは断念し、京都市動物園に行くかどうか迷ったり、いろいろでした。今日は京都の天気も不安定らしかったので・・・。
 で、ホテルをチェックアウトして、京都市営バスの1日乗車券(500円)を購入し、バスを中心に旅程を組んでみました。
 まず、京都市動物園を見物しました。2回目の来訪なので、デジカメでは写真を撮らなかったけど、iPhoneで何枚か動物を撮影しました。ライオンのメスが熟睡している写真がかわいらしくて、LINEであちこちに送信してしまいました。トラも寝そべっていていい感じでした。今回、動物園の正門は修理中で、北門からの入場となりました。それほど広くない動物園なので、一通り歩き回っても疲れず、時間も取られず、いいなぁと思いました。
 動物園をあとにして、次は京都市美術館へ。(お向かいの京都国立近代美術館は、休館中で諦めました。)京都市美術館では、京焼の展覧会を見学しました。仁清(にんせい)など、古い江戸時代の京焼もありましたが、大半は明治以降、近代〜現代の焼き物でした。平成時代の作品も多数ありました。古いものが好きなので、ちょっと当てが外れたかも・・・?
 美術館の後は、以前からチェックしていた、長谷川等伯の障壁画(国宝)があるという、智積院(ちしゃくいん)を訪れました。長谷川等伯親子の作品は、いずれも国宝指定で、味わい深かったです。この春には、一部が貸し出されてしまうと言うので、今日はすべて観ることが出来、良かったです。また、智積院のお庭(名勝)や、この時季(京の冬の旅)の特別拝観もできました。堂本印象の襖絵なども見ることが出来て、よかったです。
 いったん京都駅に戻って、今度は二条城へ。今日の旅程は、すべてバス移動でした。二条城は、普段の入場門が修復中とかで、北門(?)から入りました。この門が一般開放されるのは、二条城開城以来、初めてのことだそうです。二の丸御殿を見学しました。2回目か3回目の来訪だと思います。障壁画はほとんどがレプリカに張り替えられていましたが、別の建物で原画が一部展示されていましたので、そちらも見学しました。今回は鳥が描かれている障壁画で、迫力ありました。
 二条城見学後、金閣寺まで足をのばそうかと思いましたが、今日は(傘を差すほどではないけど)雨やみぞれが降っていたりして天気がいまいち、屋外を散策するには難しかったので、金閣寺は諦めて、京都駅に戻りました。
 今日の最後は、JR京都駅内、伊勢丹にある「美術館えきKYOTO」で、染色家の個展を見ました。(画廊ではなく美術館なので、即売会ではないです。)美しく染められた布などの造形品が、薬師寺や東大寺など、名だたる寺院の所蔵になっていて、すごいなぁと思いました。過去に、サントリー美術館の移転開館記念で制作されたインスタレーションが写真展示されており、この人の作品だったのだなぁと思い出したりしました。日本だけでなく、海外でも活躍されているそうです。
 これで、観光の旅程はすべて終わり、京都駅内の売店でお土産を買ったり、レストランで食事したり、時間をつぶしました。帰りもぷらっとこだまのグリーン車で、乗車変更はできないので。
 帰りのこだま号ですが、自分の乗った9号車は、全体としてはガラガラだったものの、ぷらっとこだまで提供しているエリアは混んでいて、僕が京都で窓際の席に乗り込んだ際は、すでに通路側の席に人が座っていて、かなりの圧迫感を感じました。(ほかの席は空いているんだから、気を利かせて席移動してほしかったんだけど、結局東京駅までその人は移動しませんでした。)こだまなので、通過待ち合わせで停車する駅が非常に多かったけど、スマホをいじったりして、退屈せずに東京駅まで戻りました。復路はN700系ではなかったので座席にコンセントがなく、モバイルバッテリーで運用しました。
 東京駅からは通常のルートで鴻巣駅まで帰りました。土曜の深夜というのに、高崎線はかなり混んでいました。座って帰るために1本遅らせたのは正解でした。(帰宅時間は遅くなったけど。)
 というわけで、無事に旅行を終えることができました。また時間と先立つものをなんとかして、旅行に行きたいです。今、海外で行きたいのは上海かボロブドゥール遺跡(インドネシア)で、国内だったら、まだ行ったことのない、山形、大分、宮崎、鹿児島あたりでしょうか。沖縄や北海道も、憧れの地です。