兵士の物語 (東京芸術劇場)
池袋の東京芸術劇場 プレイハウスで公演している、「兵士の物語」を観てきました。(作曲:ストラヴィンスキー、演出・振付:ウィル・タケット)
演劇とバレエと音楽が融合した、音楽劇のような舞台です。7月24日が初日で、今日は千秋楽の前日でした。今日はマチネ、ソワレ両方あり、マチネを拝見しました。
音楽は小アンサンブルによるもので、ヴァイオリンを佐藤まどかさん(芸高・芸大の同期)が担当しています。そのご縁で、今日は伺うことができました。ストラヴィンスキーらしい、調性のような、無調のような、不思議な感覚の音楽でした。
4人の役者が織りなす物語は、迫力ありました。バレエシーンは思わず見とれてしまいました。
まどかちゃんのヴァイオリンも、よく聞こえてきました。低音の迫力ある響き、高音の伸びやかな音色、美しかったです。
自分も今、ジブリコンサート等で小編成オーケストラに縁があるので、楽器のアンサンブルや書法について思いを巡らしながら、今日の音楽を聴いていました。刺激になりました。
65分の短い舞台でしたが、ラストは非常にあっけない幕切れで、実に印象に残りました。舞台装置も当時の劇場を思わせる、ノスタルジックなもので、よかったです。
今日の会場は、かつての中ホールで、この劇場に来たのは、実に20年ぶりくらいでした。懐かしい。終演後、オケピに立ち寄って、まどかちゃんにちょっとだけご挨拶しました。
明日(8月2日)が千秋楽です。まどかちゃん、今日は本当にありがとうございました&お疲れさまでした!