muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

舞台 : 時々、かたつむり公演 「糸、あと、音。」

muroyan2015-08-13

 下北沢の小劇場楽園で、時々、かたつむり公演「糸、あと、音。」の舞台を観てきました。(作・演出:菅原達也)初日でした。
 女優さんばかり6名によるお芝居でした。舞台は近未来と思われ、超高層の「タワー」(何百階とある)を舞台に、お天気を司る人、占い師など、様々な人間模様とタワーの支配者「カナタ」を巡って物語が紡がれます。
 脚本に好感が持てました。言葉数は少なく、選び抜かれた台詞がきらきらとしていました。
 ラストに、冒頭のシーンが回想されるような場面があって、個人的にこういう構成は好きです。
 ただ・・・演劇的には価値のある舞台なのかも知れませんが、僕にはあまり「面白さ」が伝わってこなかったので、残念に思いました・・・。魅力的な音楽をバックに不思議なダンスを披露したり、いろいろ興味深い試みはあるのですが・・・。
 今日は初日と言うことで、本編終了後、アフタートークもありましたが、見ないで帰ってしまいました。今回の作・演出で劇団代表の菅原さんが前説やご挨拶をされていましたが、若い男性で、腰の低い、好青年でした。
 公演は16日まで。
●時々、かたつむり・・・http://www.toki-kata.com/