上野学園大学第4回ウィンド・アンサンブル

　今日は、上野の石橋メモリアルホールで行われた、「上野学園大学・同短期大学部 第4回 ウィンド・アンサンブル定期演奏会」コンサートを（お客として）鑑賞してきました。本日のソリストで、芸高・芸大同級生の「佐藤まどか」さん（ヴァイオリン）の関係で伺いました。
　このコンサートでは、オーケストラ作品の吹奏楽編曲作品・・・ではなくて、吹奏楽オリジナル作品の演奏をモットーとしているそうです。本日のプログラムも、かなり意欲的でした。（幕間の指揮者MCによると、本日の隠れテーマは、「戦争」だそうです。）
　まどかちゃんは、2曲目の、「ヴァイオリンと管楽器のための協奏曲」（ヴァイル作曲）のソリストでした。まどかちゃんは、やや小編成の管楽合奏に対してのソリストで、この大曲、難曲を圧倒的に弾きこなしており、見事でした。フィナーレの迫力はすごかったです。自家薬籠中のものとしていました。アンサンブルと完全に対等か、それ以上に渡り合っており、ひきこまれました。本当に素晴らしかったです。
　休憩中に、まどかちゃんにご挨拶しました。
　本日のマエストロは下野竜也さんで、上野学園の吹奏楽団を、まとめ上げていました。すごいなぁ。演奏中は、特に、難しそうなところはすぐ指揮に目が行ってしまいました。
　本日の吹奏楽は、上野学園大学の生徒さんと教員によるものだと思いますが、女性比率の多さに驚かされました。3：1か、4：1かくらいで、女性の方が多い・・・すごいなぁ。以前、N響団友オーケストラの人たちとお話ししていて、「最近は、管楽器の女性進出がすごいよ」とのことでしたが、こういうことだったのですね・・・。
　まどかちゃん、今日はありがとうございました＆お疲れさまでした！ とてもよかったです。
♪シェーンベルク「主題と変奏」
♪ヴァイル「ヴァイオリンと管楽器のための協奏曲」
♪ヒンデミット「交響曲 変ロ調」
♪兼田敏「シンフォニックバンドのためのパッサカリア」
●上野学園大学・・・http://www.uenogakuen.ac.jp/university/