muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

南弘明「ピアノ協奏曲」(1974)再演

 つい先日、芸高・芸大での作曲恩師、南弘明先生からBDディスクが届いていて、南先生の「ピアノ協奏曲」(1974)の再演を収めたディスクでした。

 2015年4月24日、東京芸術大学奏楽堂で行われたライブ・レコーディングで、ピアノ独奏は野田清隆氏、山下一史指揮、芸大フィルハーモニアでした。

 12音技法による作曲、伝統的な3楽章構成、フィナーレにはジャズの手法を用いるなど、南先生の代表作の1つでもあります。曲の冒頭、そして終わりはピアノのカデンツァになっています。ソリストはチェレスタの持ち替えもします。

 故・松下功先生も「名曲です」とおっしゃっていたこのコンチェルトを、こうして久しぶりに聴いて(見て)、本当に感慨深いものがありました。ディスクにはカーテンコールに応える南先生の姿もあり、お元気そうでよかったです。

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