muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

青春ポップスコンサート そぴあしんぐう

muroyan2018-05-27

 2018年5月27日、福岡県新宮町の「そぴあしんぐう大ホール」において、「オーケストラで歌う青春ポップスコンサート」があり、N響団友オーケストラの一員ピアノで行ってきました。出演は太田裕美、渡辺真知子、庄野真代さんの3人で、オーケストラをバックに歌うジョイントコンサートです。
 このコンサートも早いもので、今回で26回目になります。オケメンバーでは、青春ポップス初参加で、久しぶりの再会となる、チェロの浅川さんと出会いました。
 今日は、僕の方はリハーサルから体調もよく、本番に臨むことができました。今日のピアノはスタインウェイでした。
 本日のリハーサルでは、「アデュー」を重点的にチェックしました。なかなか難しい曲です。ドラムの三浦さんから色々アドバイスを受けました。
 本番では、やはりテンションが上がり、オケメンバーも調子よく、僕の方も色々おかずを入れたり、閃きがあったりしました。
 今日も、ピアノはほとんどの曲を暗譜で臨み、譜面を見たのは「花束をありがとう」と「アデュー」の2曲だけでした。譜めくりから解放される分、演奏にも集中できるので、いいかなと思っています。
 今日のピアノの反省点(課題)としては、「愛(いのち)のゆくえ」で、転調して盛り上がるところに、3連符の和音連打を「2回」入れたかったのですが、1回になってしまったことです。それと、「月夜のワルツ」で、途中に出てくるピアノのソロで、ミスタッチしてしまって残念でした。そのくらいでしょうか。まだまだ伸びしろはあると思いますので、今後も、励みたいと思います。
 今日の「ブルー」のイントロは、真知子さん最新CDアルバムから「私は忘れない」の引用で始めてみました。そしてその、ブルーの曲紹介では、真知子さんが「アレンジャーの室谷さんです」と、僕を、「立たせて」ご紹介くださり、とても感激しました。
 本日、3人娘のオープニングお衣装は、太田裕美さんは淡いピンクのスカート、渡辺真知子さんは、熱帯というか、色鮮やかな、鳥のような虹のようなドレス、庄野真代さんは、ブルーとグリーンのミックスされたような上品でさわやかなドレスでした。
 本日3人娘のMC(ほんの一部)ですが、太田裕美さんは、この会場で以前、「なごみーず」のライブがあったこと、渡辺真知子さんは、西城秀樹さんの告別式に行って・・・しんみりとしたお話と思いきや、「香典返しはハウスのバーモントカレーでした」と、場を和ませてくれました。庄野真代さんは、本日のコンサートの前に、中国地方のお寺で、仏像をバックにコンサートを開催したこと、などをお話ししてくれました。
 今日は、舞台袖や楽屋の廊下で、裕美さんには、「きらりえん旅、録画したけどまだ見ていなくてすみません」、真知子さんには「午後ナマ、録画したけどまだ見ていなくてすみません」と、僕からお話ししました。(早く見ないと、ですね。)
 そんなこんなで、コンサートは大盛り上がりで終演しました。終演後は軽く打ち上げ(?)があり、みんなで撮影会をしたり、ねぎらい合いをしたりしました。
 福岡県日帰り出張は、なかなかハードでしたが、心地よい疲労感に包まれています。余談ですが、行きの福岡空港で、同じ飛行機に乗っていた、俳優の白石くんにばったり出会いました。(まったくの偶然。)白石くんは、国連クラシックでよくご一緒した方です。
 今日の会場には熱心なファンの方もいらっしゃり、僕にも声をかけてくださったり、SNSで交流があったりしました。最前列、かぶりつきでご覧になった方もいらして、チケットを取る苦労がしのばれました。ありがとうございました。
 本日、ご来場の皆さま、キャスト、スタッフの方々、ホールの人たち、本当にありがとうございました。お疲れさまでした。
 今日の写真は、終演後に真知子さんとの1コマです。
●歌手3名のオープニング
♪唇よ、熱く君を語れ
♪Hey Lady 優しくなれるかい
♪南風
●渡辺真知子さんステージ
♪迷い道
♪ブルー
♪花束をありがとう
♪愛(いのち)のゆくえ
♪かもめが翔んだ日
●庄野真代さんステージ
♪飛んでイスタンブール
♪モンテカルロで乾杯
♪アデュー
♪月夜のワルツ
♪Be yourself
●太田裕美さんステージ
♪雨だれ(裕美さん弾き語り)
♪九月の雨
♪恋のうた
♪木綿のハンカチーフ
♪さらばシベリア鉄道
♪翼をください
●アンコール
♪夢で逢えたら
(全曲、室谷章オーケストレーションによる。)