ピアノ・アフタヌーンコンサート15 ～今日は全部、演歌です！～ （田間宮生涯学習センター）

　2019年6月2日、埼玉県鴻巣市の田間宮生涯学習センターにて、「ピアノ・アフタヌーンコンサート15～今日は全部、演歌です！～」の本番でした。ピンで（1人で）最初から最後までピアノ演奏してきました。（鴻巣＞こうのす、田間宮＞たまみや。）

　サブタイトルの通り、クラシックとは真逆（？）の、「演歌」で全曲ピアノ演奏をするという、私にとってもかなりの挑戦的なプログラムとなりました。選曲にあたっては、「ド演歌」は敢えて外し、昭和の名曲（歌謡曲的な・・・）で固めてみました。

　終わってしまったから言えることですが、今回、「自宅」では一切、ピアノ練習をしませんでした。「ピアノ練習」は、毎週のように打ち合わせで訪れていた、田間宮生涯学習センターの会場練習でまかないました。（その際は、2時間くらいさらったりしました。）快く会場練習させていただいたスタッフの方々に感謝です。

　では、「自宅」では何をしていたかというと、ひたすら、今回の歌謡曲のCDを聴いていました。そして、合間にはモーツァルトやラヴェルなどのクラシックのオーケストラスコアを見ていたり（読んでいたり）しました。それはそれで1つの「練習」でもありました。

　さて、本番ではいろいろとあったものの、ピアノの音色・・・ダイナミクスの幅であったり、打楽器的に使ってみたり、などの工夫を凝らしてみました。それが「演歌」と相性がよかったのか、そうでなかったのか、それはよく分かりませんでしたが、1つのアプローチにはなったと思います。

　ここ数年は、休憩後に「ミニ・トークコーナー」を設け、少しおしゃべりをするのですが、今回は「歌の巧い・下手に関する一（いち）考察」ということで、テーマが非常に複雑で難しかったです。少々私見を述べてみました。（ただし、このトークコーナーの中で、「○○さんは歌がうまい、（あるいは）歌がうまくない」という話は、しておりません。）

　アンコールでは、（本編で散々「演歌」を弾いたので）まずはクラシック音楽を1曲、そして私のライフワークでもある「即興演奏」、最後のアンコール3曲目は、最近発売されたジブリ音楽CD（ライブアルバム）の宣伝をかねて、ジブリソングメドレーを披露してみました。

　終演後、寄せられた100件近くのアンケートにもすべて目を通しました。励みになりました。（ありがとうございました。）

　今日は朝一でプラスヘアー（行きつけの床屋さん）で髪をカットし、髭そりもしてもらって気合いを入れました。そして、この日のために贈ってくださった、おニューのネクタイを締めて（本日、滋賀県から来てくれたNさんからのプレゼントです、ありがとうございました）、本番に臨みました。結構汗だくになりました。

　満席の客席からは、たくさんの熱い拍手をいただき、本当にうれしかったです。今日はこの拍手を一人占めでした。感無量です。

　また、差し入れのお花やお菓子などもたくさん、ありがとうございました。帰って飾ったらまるで、家がお花屋さん、お菓子屋さんのようでうれしいです。

　本日ご来場の皆さま、何度も打ち合わせに付き合ってくださり、当日の事務もすべてやってくださった田間宮生涯学習センターの皆さん（岡崎さん、館長さん、そしてそのほかの皆さん）、僕のお客さんの送迎を、車で何往復もしてくれた父、本当にありがとうございました。お疲れさまでした。

　また来年以降も、このピアノ・アフタヌーンコンサートシリーズを続けていきたいです。（来年は、「クラシック」音楽の年になります。）

♪男と女のラブゲーム（日野美歌＆葵司朗）
♪浪花節だよ人生は（木村友衛）
♪矢切の渡し（ちあきなおみ）
♪喝采（ちあきなおみ）
♪北の宿から（都はるみ）
♪津軽海峡・冬景色（石川さゆり）
★ミニ・トークコーナー★「クラシック」と「演歌」は真逆！？～歌の巧い・下手に関する一（いち）考察
♪つぐない（テレサ・テン）
♪愛人（テレサ・テン）
♪舟唄（八代亜紀）
♪越冬つばめ（森昌子）
♪氷雨（日野美歌）
♪遣らずの雨（川中美幸）
♪もしかしてPART II（小林幸子＆美樹克彦）
アンコール
♪バレエ音楽「くるみ割り人形」より「金平糖の踊り」（チャイコフスキー）
♪即興演奏～令和によせて～（君が代）
♪ジブリソングメドレー（君をのせて、となりのトトロ、さんぽ）
（全曲、室谷章編曲による）