muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

赤毛のアン三重県公演

 2019年8月25日、三重県総合文化センター大ホールにて、岡田文化財団主催、国連クラシックライブ協会制作、音楽劇「赤毛のアン」の公演がありました。僕は、練習と本番のピアニストをつとめ、今日はオーケストラピットでアンサンブルの一員としてピアノ演奏しました。(本日のピアノはスタインウェイでした。)

 本公演は、岡田文化財団設立40周年記念事業の一環として企画されたものです。ホールも大変立派で、大勢の人にお越しいただきました。僕の友人、Nさんも関西から駆けつけてくれました。(ありがとうございました。)

 国連クラシックライブ協会の「赤毛のアン」は、ふだんは東京で公演を行うことが多いのですが、今回初めて三重で開催とのことで、東京チーム、三重チームの合同、市民参加ミュージカルとなりました。東京からはキャスト、スタッフで80名以上の人たちが三重に入りました。

 僕は、8月23日より三重県入りし、三重での練習、そして本番にお付き合いしました。(僕の参加しない、三重県での練習も、たくさんありました。)

 今回は物売りさん(フレデリック)役に「ルー大柴」さんをお迎えしました。少女アンのシーンに、物売りさんの大きな見せ場がありますが、まさに「ルーワールド」でした。(ルー語も全開でした。)

 ピアノは、アンサンブルと言うことで、全体の調和に気を遣いました。指揮者とのコミュニケーションも大事でした。(本番中も。)アンサンブルの編成は、弦楽四重奏、フルート、クラリネット、ドラムセット、そして僕のピアノによる、8名編成でした。

 この音楽劇では、「励ましの歌」というナンバーがありますが、こちらは僕の作曲によるものです。劇中2回、アンサンブルで歌われますが、若い役者さんたちが歌ってくれて、うれしいです。また、物売りさん登場、および退場の際の歌も、元は僕が作ったものです。だいぶアレンジされましたが、あのルー大柴さんが手がけてくださり、感無量でした。

 練習、本番ともにいろいろありましたが、無事終演することができて本当によかったです。ほっとしました。

 本日ご来場の皆さま、キャスト、スタッフの方々、ホールの人たちに心より御礼申し上げます。三重のご父兄の方々にも大変お世話になりました。(何度も車を出していただき、送迎してくださいました。)

 今日の写真は、ルー大柴さんとの1コマです。

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