muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

新星堂70周年記念ライブ 庄野真代 (六本木バードランド)

 2020年1月20日、六本木バードランド(ライブハウス)にて、「新星堂70周年記念 5夜連続LIVE SHINSEIDO Pops Night at BIRDLAND ~庄野真代~」開催、お客として鑑賞してきました。友人の月野さんとご一緒しました。

 真代さんの単独ライブを鑑賞するのは2016年11月以来です。今回はピアノ1本(加藤実さん)で歌われるとのことで、興味深く拝見しました。そしてそれは、とても素晴らしいライブだったのです。

 今夜披露されたほとんどの曲は、「青春ポップスコンサート」や手持ちの真代さんCDで知っている曲ばかりで、耳になじみ深く、楽しんで聴くことができました。真代さんの歌唱テクニックも素晴らしいもので、ふだんは「共演」している仲ですから、そのときの僕は僕でピアノを弾くのでいっぱいいっぱいかも知れず、今日は真代さんの「歌」そのものを存分に楽しむことができました。そして、共演のピアノにも興味津々で、思わずピアノの方をのぞき込んでしまうことも多々ありました。

 加藤実さんのピアノは、ジャズのテイストが溢れて(現れて)おり、僕はジャズは弾けないので、ジャズ独特のコード進行等、大変参考になりました。ああいうピアノが弾けるなんて、素直にうらやましく感じました。

 今夜の真代さんのお衣装は、前半は深い青緑のふわっとしたスカート、後半は赤を基調にした細身のスカートでした。素敵でした。

 MCは、真代さん定番の「自虐ネタ」、青春ポップスコンサートのステージでも何度も披露されているのに、客席で聞いていてもやっぱり笑わされてしまいます。僕の大好きな真代さんのMCネタです。後は、客席にマイクを向けて「今年の抱負」を質問したり、「飛んでイスタンブール」では、「パターンC」の拍手を求めて歌われたりと、ライブならではの醍醐味がありました。

 最後に「今後のライブお知らせ」MCでは、「(2020年)2月・・・オーケストラで歌う青春ポップスコンサート(川口リリア・メインホール・・・埼玉県川口市)」告知の下りで、僕が客席でしっかり「Vサイン」(2日、の意味)をしていたのを真代さん見つけてくださり、「2月2日」とおっしゃってくださったのがとてもうれしかったです。

 あとは・・・真代さんが歌う昭和の名曲カバーをたくさん聴けて、とてもうれしかったです。異邦人、アメリカン・フィーリング、なごり雪、悲しい色やね、ルビーの指環、ワインレッドの心、すべて真代さん流にしっかり歌いこなされていました。自家薬籠中の物でしたね。

 終演後、真代さんにご挨拶して帰路につきました。ファイナルまで残り少ない「オーケストラで歌う青春ポップスコンサート」、次回川口公演、どうぞよろしくお願いいたします。真代さん、加藤実さん、今日はありがとうございました!

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真代さんライブ2020.01.20