展覧会 : STEPS AHEAD (アーティゾン美術館) ほか
この日と2021年2月13日は、2日間をかけて都内の様々な美術館をめぐりました。今回は全行程、月野さんとご一緒しました。
以下、見学した順に記します。2回目以上の展覧会は、感想を省略します。
【STEPS AHEAD】(アーティゾン美術館)
アーティゾン美術館による、新収蔵作品展示でした。90点以上が初公開で、大変見応えありました。個人的にはマティスの素描がよかったです。撮影可能だったのもうれしかったです。ボリュームありました。会期初日に見学できました。
現代アートが特に充実していました。
【FACE展 2021】(SOMPO美術館)
公募展で選ばれた作品の展示でした。グランプリ受賞作品は、ひょうひょうとしていてなんともいえない「軽み」があり、よかったと思います。
近年まれに見る応募作品の多さだったそうで、審査も大変だったと思います。いろんな傾向の、多彩な作品が並んでいました。全作品、撮影可能でした。
オーディエンス賞の投票があり、僕も1票、投じました。
【ドアノー/音楽/パリ】(Bunkamura ザ・ミュージアム)
高名な写真家の作品展でした。バックボーンは「商業写真」とのことですが、単なる「絵はがき」みたいな写真からは一線を画していました。
おしゃれで素敵な写真展でした。撮影エリアが少なかったのが残念です。
フランス人の音楽家を被写体にした作品群があり、ブーレーズ、デュティユー、メシアン etc.と、そうそうたる顔ぶれですごかったです。
この日(2021年2月13日)はこのあと、国立新美術館、2121デザインサイト、サントリー美術館とまわりましたが、いずれも2回目かそれ以上なので感想は省略します。
以下、2月14日に見学した美術館、博物館です。
【筆魂】(すみだ北斎美術館)
北斎、国芳を中心とした浮世絵展でした。常設展も含め、見応えありました。
このあと、すぐ近くにある「江戸東京博物館」で古代エジプト展を観ましたが、2回目なので感想は省略します。
【20世紀のポスター展】(東京都庭園美術館)
20世紀における、ヨーロッパのポスターがたくさん展示されていました。その中では、音楽会、音楽祭などのポスターで、ケンプの「ピアノ協奏曲」(シューマン)の掲示だったり、思わず見入ってしまいました。演奏会が一流なら、ポスターもとてもアバンギャルドでビジュアルが凝っていました。すごいなぁ・・・。
【前田利為(としなり) 春雨に真珠をみた人】(目黒区美術館)
最後は目黒の公園内にある小さな美術館。今回の展覧会は、加賀前田家の近代美術コレクションでした。
ルノワール作品が1点あって、それはよかったですが、(僕が)知らないヨーロッパ画家の作品も多かったです。日本画もたくさん展示され、横山大観など、さすがでした。作品の撮影不可でした。
2日間の展覧会見学で多くの枚数を撮影しましたので、何回かに分けて掲載します。