muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

アフタヌーンコンサート2 本番

演奏中

 地元の田間宮(たまみや)生涯学習センターで、平成18年度鴻巣市田間宮生涯学習センター主催事業 「アフタヌーンコンサート2 〜ソプラノ&ピアノ〜」の本番があり、行ってきた。
 今年の1月に第1回目をやったコンサートの2回目で、今回はソプラノの野田朋香(のだともか)さんをゲストに迎えた。曲目は以下の通り。(●野田独唱 ▼室谷独奏)
▼即興演奏
 もみじ〜星に願いを
●ヘンデル
 泣かせたまえ
 サッカーW杯とトリノオリンピックに寄せて
▼ヴェルディ、プッチーニ/室谷 章編曲
 ・凱旋行進曲(オペラ「アイーダ」より)
 ・誰も寝てはならぬ(オペラ「トゥーランドット」より)
●デ・クルティス、ディ・カプア
 カンツォーネ・メドレー
 ・帰れソレントへ
 ・忘れな草
 ・オー・ソレ・ミオ
▼朗読
 谷川俊太郎「生きる」
▼リスト
 愛の夢
〜 休憩 〜
 モーツァルト生誕250年に寄せて
▼モーツァルト
 ピアノ・ソナタ第5番ト長調 KV.189h
●モーツァルト
 一人オペラ「フィガロの結婚」
〜 アンコール 〜
▼クリスマス・ソング・メドレー
●White Christmas
▼即興演奏〜ムーン・リバー
●君と旅立とう Con te partiro
 全体を通して、大きなミスはなかったが、詩の朗読で「どこかで」という言葉を抜かしてしまったり、「フィガロの結婚」で、ピアノの入るところを間違ったりしてしまった。あとは大丈夫であった。
 即興演奏は、最初、無調っぽくはじめてみた。「もみじ」は穏やかな感じ、「星に願いを」は途中、ショパンの「革命」を含むアレンジである。
 谷川俊太郎の詩「生きる」の朗読は、実に10年ぶりの人前での披露であった。10年前、舞台に出演し、大病を患う直前にちょこちょことやっていたものを、ずっと「封印」してきたのだが、いい機会だと思ってやらせていただいた。昨日、会場練習をしたときにやってみたら、ど忘れが激しくて大いに焦ったのだが、本番はなんとか暗誦できてよかった。会場の皆さんには、この詩をプリントアウトしたものを事前に配っていたので、ミスをしたら一発でわかってしまう、そういう怖いやり方であった。
 モーツァルトのピアノ・ソナタは、このコンサートのためにさらったもので、今回初めて人前で弾いた。第2楽章を思い切り遅く、「天国的な長さ」でできたのがちょっと満足。
 アンコールの「クリスマス・ソング・メドレー」は、最初、なんの曲から弾き始めるのかど忘れしてしまい、弾き始める前にしばし椅子に座りながら「何から始めるんだっけ・・・」と考えてしまった。
 会場の皆さんにお願いした、アンケートの回収具合もよく、好評の感想が並んでいた。ありがとうございました。
 WaTaNaBeさんはじめ、中学校の先生、小・中学校の同級生の家族、近所の方、いろいろ来てくださった。ありがとうございました。
 会場には、衆議院議員 大島敦さんからのお祝いのメッセージもあった。
 14:00開演で、終演は16:05頃、盛りだくさんの内容でお送りした。
 終演後、色紙にサインをしたり、記念写真を撮ったりした。
 野田さんとは久しぶりの共演だったが、楽しく気持ちよく伴奏できて本当によかったと思う。一人オペラ「フィガロの結婚」は僕とやるのは2回目だったかな。
 生涯学習センターの人には裏方ですっかりお世話になった。ありがとうございました。
 またこういったコンサートができたらいいと思う。