muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ウルビーノのヴィーナス ほか2つの美術館、博物館

ウルビーノのヴィーナス

 上野、両国で展覧会を見てきた。今日は母と行動した。(篤姫展が見たいというので、ついでに上野も廻った。)以下、見てきた順。
(1)ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜(国立西洋美術館)
(2)2008年NHK大河ドラマ特別展・江戸東京博物館開館15周年記念 天璋院篤姫展(江戸東京博物館)
(3)家康・吉宗・家達〜転換期の徳川家〜(同上)
(4)企画展「川瀬巴水展」東京風景版画(同上)
 すべて訪れるのは2回目なので、詳しい感想は割愛するが、特別展に関しては感想があるので記します。
●ウルビーノのヴィーナス
 チケットを窓口で発券してもらってたら、母が、知らない人から招待券をいただいていた。4/4まで有効の券。ありがたいことだ。(いただいた招待券は、いろいろあって、そのまま持ち帰った。)
 母と展覧会を見るときは、「音声ガイド」を借りることにしている。作品への理解も深まるというものだ。この展覧会でも、「ウルビーノのヴィーナスのそばでうずくまる犬は、「忠誠」を暗示しています。」など、豆知識が満載だった。
 ウルビーノのヴィーナスは相変わらず絶品で、他の作品とは違いがあった。
●篤姫展
 母が見たがっていた展覧会。平日だが昼下がりとあって会場は混雑していた。いかにも大河ドラマが好きそうな年輩の人たちばかりである。
 こちらも音声ガイドを借りる。大河ドラマで「幾島」役の松坂慶子がナレーションしていた。上品な口調だった。
 で、1人で見るときには、人垣ができていたら遠目に見てささっと足早に通り過ぎるのだが、今日は母と一緒なので、見物の列に加わった。・・・が、列が全然動かないので参った! 書状などの展示が多く、目線より下に展示してあるのと、説明文(口語訳文まである)が長いので、それを読んでいると列が止まってしまうのだ。(母も読みふけっていてずっと立ち止まっていた。)
 音声ガイドは29箇所で聴くのだが、1つ1つの間隔が長いので、間が抜けてしまう。(忘れた頃に次の音声ガイドがやってくる。)ヴィーナス展では終止音声ガイドが(タイミングよく)聴けたので、ストレスはなかったのに・・・。
 あといたのが、蘊蓄(うんちく)をたれているおじいちゃん。いかにももっともそうなことを喋っている風だが、正しいのかどうかなど、誰にもわからない。うちの母にも「この将軍様の肖像画は、公家風の顔をしていますねー」などとのたまっているのでいやになってしまった。
 結局篤姫展は2時間くらい会場内にいたと思う。すっかり足が棒になってしまった。
 常設展はささっと見て、帰路についた。
 帰りはマクドナルドでコーヒーやハンバーガーを食べ、アメ横で今夜のおかず(刺身)でも買って帰ろうかと話したが、遅くなるのでやめて、鴻巣でも八百屋による予定だったが、結局直帰した。