南蛮の夢、紅毛のまぼろし ほか2つの美術館
府中と新宿で展覧会を見てきた。以下、見てきた順。
(1)企画展 南蛮の夢、紅毛のまぼろし(府中市美術館)
(2)ヴラマンク展(損保ジャパン東郷青児美術館)
今日は1人で行動した。
●南蛮の夢
安土桃山時代の、古い南蛮渡来の文物がいっぱいあるかと思って期待していたが、そういうのはほんのちょっとで、ほとんどは南蛮をモチーフにした大正期以降の絵画だった。昭和50年代の絵まであって、肩すかしを食らった気分・・・。
当時のキリシタンのメダイオンなどで国宝も展示。絵ふみ(踏み絵)のキリスト像もあった。収穫。
音声ガイドを借りたので理解が深まった。300円と安いし、解説点数も(常設展も含め)30項目以上あったのではないか。
常設展では、「食べ物」を描いた版画、東京都下をモチーフにした絵画を展示。ボリュームがあった。(こちらもときどき音声ガイドがある。)
●ヴラマンク展
2回目なので詳しい感想は割愛するが、今日は音声ガイドを借りたので、なんとなくいい気分。ただ、解説点数が導入1点、絵画解説18点と少ないのが残念だった。500円するのに・・・。(30分程度収録。)時々BGMで流れてくる、フランス新古典主義みたいなピアノ曲が素敵だった。(もらった資料には曲名の表示がなかった。)
音声ガイドはいいのだが、上の空で聞いてしまったり、返却したらもう(聞いたことを)忘れてしまったり、限界もあるような気がする。
府中市美術館(写真)では、展覧会アンケートに答えると絵はがきがもらえるので、いただいてきた。絵柄(5種類くらいから選べる)はあまり気に入ったものではないが・・・。
損保ジャパン東郷青児美術館では展覧会アンケートに答えると、抽選で次回展覧会招待券が当たるので、こちらも応募してきた。当たるといいなぁ・・・。