muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

木喰展、4人が創る「わたしの美術館」展

展示作品にこういうのがあった

 横浜で2つの展覧会を見てきた。今日はブログ友達のとのすさんがご一緒くださった。(ありがとうございました。)見てきた順に・・・
(1)生誕290年 木喰(もくじき)展 −庶民の信仰・微笑仏(みしょうぶつ)−(そごう美術館)
(2)茂木健一郎・はな・角田光代・荒木経惟 4人が創る「わたしの美術館」展 とっておきの横浜美術館コレクション(横浜美術館)
 今日はどちらも初めての展覧会。
●木喰展
 東京国立博物館の「仏像展」で知った名前。江戸時代に数多くの木造仏を遺した人。
 柔和な、親しみやすい仏像が並んでいた。展覧会なので仏像の後ろ側も存分に眺められた。
 書画も展示。結構エキセントリック・・・。
 途中、コーナーが設けられていて、木喰の仏像写真に吹き出しがあり、そこに和歌でも物語でも好きな文章を書き入れれば、次回の展覧会の招待券を差し上げますとのこと。僕も適当なことを書いて(すみません)招待券をGETしました。優秀な作品はなにかあるみたい。
●わたしの美術館
 茂木健一郎、はな、角田光代、荒木経惟の4人をゲストキュレーターに迎え、横浜美術館所蔵の作品をチョイスして展示。
 荒木さんはともかくとして、ほかの3人は、「あんたらこれ自分でちゃんと選んでないやろ」みたいな作品が並んでいた。横浜美術館の学芸員が「選ばせた」んじゃないだろうか。(わかんないけど。)
 横浜美術館のコレクションはなかなかだと思った。セザンヌやカリエールなどはもとより、現代美術も多数あった。見応えはあったと思う。
 角田さんのセクションでは、4編の絵画に寄せて4つの短編小説(本当に短いもの)が展示されていた。なかなか面白い試みだと思う。
 荒木さんのセクションは、「模作、盗作」をモチーフにしている。なんでも「複写」してしまう写真の方が、現代において、よりピュアだそうである。荒木さんの写真作品と、過去の日本画家の大家が西洋絵画を模写した作品などが並んでいた。
 はなのセクションで、奈良美智の女の子の絵画(それほど大きいサイズではないが)が見られたのが収穫。同じセクションに松井冬子の大作もあった。
 今日の写真は、横浜美術館館内であった、顔を切り抜いた中に入れて写真撮影するもの。2つ空いていたのでとのすさんもお誘いしたが断られてしまった・・・。(変な写真でごめんなさい。)
 横浜美術館を見終わり、今日はこれから昼どき合唱団の稽古だが、それまで時間があったので、とのすさんとみなとみらいの高級イタリアンに入り、すっかりごちそうになってしまいました。本当にありがとうございました! ピザやパスタを食べたが、ペペロンチーノのことは後日記したい。
 レストランではネットのことや北京のことなどいろいろ興味深いお話が伺えた。
 とのすさん、今日はお付き合いくださりありがとうございました&ご馳走様でした!