muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡、魂のポートレート ほか7つの美術館

面白い形

 今日はお休みで、都内各地を廻りいろいろ展覧会を見てきた。今日は1人で行動した。以下、見てきた順。
(1)池口史子展 静寂の次(松濤美術館)
(2)たばこと塩の博物館開館30周年記念特別展「四大嗜好品にみる嗜みの文化史」(たばこと塩の博物館)
(3)オックスフォード大学・アシュモリアン美術館蔵 印象派の巨匠 -家族と仲間たち-ピサロ展(大丸ミュージアム東京)
(4)パリ・ドアノー〜ロベール・ドアノー写真展(日本橋三越)
(5)特別展 茶人のまなざし「森川如春庵の世界」(三井記念美術館)
(6)巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡(国立新美術館)
(7)アヴァンギャルド・チャイナ ―〈中国当代美術〉二十年―(同上)
(8)巨匠ピカソ 魂のポートレート(サントリー美術館)
 アヴァンギャルド・チャイナのみ2回目なので感想は割愛します。
●池口史子
 芸大卒で、損保ジャパンの大賞を受賞した人。どうも写実画は苦手で・・・。薄い黄土色の地の絵が多かった。個性はあると思います。
●四大嗜好品
 行ったら解説の人がツアーをしていた。余裕がなかったのであまり聴けなかったが・・・。すごい大きなキセルがあった。(実際に使用する大きさではない。)コーヒー道具や、お酒の展示など。
●ピサロ展
 ピサロって名前は知っているけど、あまりまとまって作品を見る機会はなかったのでよかった。ピサロの息子や、ミレー、クールベなどもあった。
●ドアノー
 パリのいろんな写真。肖像写真も多かった。すみません、あまり印象に残ってないです。(作品が悪いというわけではなく、こちらの体調の問題。)
●如春庵
 音声ガイド利用。この美術館にしては音声ガイドがあることは珍しい。国宝の茶碗があった。また、三十六歌仙絵巻(佐竹切)の女性の巻が期間限定で見られてよかった。
●ピカソ 愛と創造
 音声ガイドを借りた。テレビ朝日の3人のアナウンサーがナレーションしているのだが、下平さやか(だと思うんだけど)がすごく下手だった。仮にもアナウンサーでしょうに・・・。
 ピカソの初期作品はやはりいい。晩年のもパワーがあると思った。(殴り描きだけど。)
●ピカソ ポートレート
 国立新美術館と共同で開催。こちらは肖像画をメインに据えている。こちらも音声ガイドを利用した。国立新美術館の音声ガイドとシステム(機械)が違うのはいかがなものか。ときどきBGMにペトルーシュカやファリャなど、BGMについ聴き入ってしまった・・・。
 青の時代の自画像が非常によかった。晩年の殴り描きも気に入った。確かにピカソって感じ。
 今日は前半非常にだるく、松濤美術館で1時間も座って休憩したり、渋谷から東京駅に行く山手線を、1周半してしてずっと休んだりしていた。まぁ最初の電車で、明大前で降りるところを寝過ごしちゃったのがケチのつき始めだが・・・。電車を寝過ごすなんて、10年以上ぶりのことだ。
 今日の写真は、東京ミッドタウン(サントリー美術館)のもの。いかにもアートっぽいオブジェだが、草間弥生なんだろうか?