パレットのある展覧会 （うらわ美術館）

　うらわ美術館で、「パレットのある展覧会―ピカソ、マティスから地域ゆかりの作家まで」を見てきた。この美術館を訪れるのは、ずいぶん久しぶりに思う。
　今回は、画家が実際に使用したパレットと、その作品を展示。中には｢これ本当に使ったの？｣みたいな、実用に適さないような異常な大きさのパレットだったり、顔が描いてあったりするものもあったりして、興味深かった。
　ピカソ、マティス、ダリ（リトグラフ）、デュフィ（水彩画）、熊谷守一などの作品（油彩）があり、点数はけして多くないものの、収穫だった。熊谷守一は、あの独特の様式の作品のほか、多分初期の作品もあった。
　あとは、｢郷土の画家｣だったりして、こちらはあまり興味なかった。
　この展覧会のほか、無料で見られる｢小松崎邦雄　新収蔵品｣も展示されていた。芸大の先輩。（面識はないが。）
　今日の写真は、国立西洋美術館にて。（本文には関係ありません。）