muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ボストン美術館展 ほか6つの美術館

六本木クロッシング2010

 17日、都内を廻りいろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)モーリス・ユトリロ展−パリを愛した孤独な画家−(損保ジャパン東郷青児美術館)
(2)ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち(森アーツセンターギャラリー)
(3)六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?(森美術館)
(4)MAMプロジェクト011 ジュール・ド・バランクール(同上)
(5)和ガラス 粋なうつわ、遊びのかたち(サントリー美術館)
(6)アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち(国立新美術館)
(7)第87回 春陽展(同上)
(8)第96回 光風会展(同上)
(9)エミール・ガレの生きた時代(目黒区美術館)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●ユトリロ
 全作品日本初公開という、うれしい展覧会。
 酒におぼれていたユトリロは、しかし画家としては売れっ子だったため、家族にたかられたという、なんともかわいそう・・・。おなじみの町並みの絵画は、落ち着いていてよかった。
●ボストン美術館展
 この日メインの展覧会。ポスターには「ゴッホ晩年」と大きくかかれ、あのゴッホ特有のうねうねとした風景画があり、さすがによかったが、ゴッホはその1点のみだった。結構知らない作家の作品も少なくなかったです。
 モネは1室が設けられ、充実していた。ルーアン大聖堂が特によかった。
 ほかにはレンブラントの肖像画など。ピカソ、ブラックもあった。
●六本木クロッシング
 現代アート。無料の音声ガイドを借りた。作品への理解が深まった。
 正直、最先端過ぎて、どこがどうアートなのか、よくわからないものもあったが、こういったものもありだろう。パフォーマンスアートのたぐいも多かった。(作品が、音(音楽)を突然出したりとか。)
 13:00から、ライブ映像の上映があり、少し見たが、あまり面白くなかった・・・。(僕1人しか会場にいなかった。)
●バランクール
 絵画。監視カメラも「作品」として展示していた。(天井の方に取り付けてあったので、本物の監視カメラかも知れない。)
●春陽展、光風会展
 どちらも時間が余ったので・・・。公募展。おびただしい数の作品群。あまりに多いので、全部は見ていません。
●ガレ展
 17日のブログに記載のため、割愛します。
 今日の写真は、森美術館の展覧会から。(撮影可。)