読書 : ウェブはバカと暇人のもの
以前読んだ本が面白かったので、同じ著者のブレイクした新書を図書館から借りてきて読んだ。
●ウェブはバカと暇人のもの(中川淳一郎)光文社新書
名著である。夕方借りてきて、その晩のうちに読み終わってしまった。一気に読んだ。
内容は前回読んだ本とあまり変わらないが、「ナンシー関がブログを書いていたら・・・」の章は非常に考えさせられた。僕も彼女(故人)が非常に好きなのだが、著者は「(ナンシー関が)ブログをやっていたら、うまくいかなかったと思う」と書いている。彼女は、雑誌(文春や週刊朝日等)という「閉じられた世界」で書いていたから受けたのであって、ブログのような「万人が読めるメディア」でやっていたら、炎上に次ぐ炎上でやってられなかっただろうと・・・。
ネットの現状について、よく考えて作られている。皆さんもよかったら是非読んでみてください。
今日の写真は、東京国立博物館から。(本文には関係ありません。)