muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

シャイニング・フォース 黒き竜の復活

シャイニング・フォース「黒き竜の復活

 ゲームボーイアドバンスで出ている「シャイニング・フォース 黒き竜の復活」(セガ)を買ってDSで遊んでいる。(DS本体は池袋のビックカメラでは品切れ、予約受付中となっていた。)
 このソフト、正月にとある店で中古を見つけ、そこでは正月特価2480円で出ていたのだが、どうにもこうにも「かつてメガドライブで出ていた作品のリメイクではないか?」と思われてならなく、お店の人にもちょっと調べてもらったのだがわからず、そのときは買わなかったのだ。
 今回は池袋のビックカメラで新品を3980円で買った。(2店舗回ったのだが一方では品切れだった。)新品とはいえ1500円の差は少なくないように思う・・・。定価は5000円を超えているのだが。
 肝心のゲーム内容だが、まるでファミコンのゲームを遊んでいるようだ。シャイニングフォースシリーズ自体はとても好きなので別にそれがいやというわけではないのだが、最初の戦闘に到達するまでの物語の流れがいかにも唐突だし・・・。取説を読むと、明らかに過去のシリーズとは異なる点もあるのだが、どうにもこうにもどこかで見たようなシーン、聞いたような音楽が連続するのだ・・・。ほんとにリメイクじゃないんだろうなぁ? セガさんよ。
 あと、僧侶などのキャラがHP回復の魔法をかけると、たとえHP満タンのキャラにかけても一律に10ポイントの経験値が入ってしまう点も気になった。過去のシャイニングフォースシリーズでもそうだったのだが、このゲームでは経験値が100貯まるごとに自動的にレベルがアップするので、回復の魔法がかけられるキャラはどこまでも(時間と手間さえ厭わなければ)簡単にレベルアップできてしまうのだ。(通常のキャラは、レベルが上がるごとに敵を倒しても得られる経験値が減ってしまう。)ゲームバランス的にいかがなものかと思う。僧侶が強くなりすぎて、ボス敵でさえ一撃で倒せてしまうことが過去にあった。
 まだまだゲームの序盤なので敵は強くない。というかシミュレーションRPGの双璧「ファイアーエムブレム」(任天堂)との一番の違いである、「味方キャラが死んでも復活可能」のシステムのおかげで決定的にゲーム全体が「緩く」なっている。自分はこの緩さが好きなのでシャイニングフォースシリーズのファンなのだが・・・。味方が死んだら諦めるかリセット、というのはゲーム性を確かに高めるだろうが、レベルを十分に上げて敵をたやすく倒せるようにする手間をいとわない自分の場合、あまりシビアなゲームは好まない。(電車に乗ってるときとかの「ちょっとした時間」に暇つぶしとして手軽に楽しみたいし。)
 というわけでまだ第一章(のはじめ?)であるにもかかわらず、僧侶やモンクはすでに転職(クラスチェンジ)可能になっている・・・。(レベル10で転職可能になる。)どのレベルで転職させれば最適なのかはわからない。攻略サイトでも覗いてみるか。
 この「黒き竜の復活」でゲーム性を高めているポイントとして、戦闘で一定の条件(○ターン以内に敵を全滅とか)をクリアするとクリアボーナス(お金やレアアイテム)が入る点、それから一部の戦闘では退却不可能ということがあげられる。今までのところすべて楽々とクリアボーナスを手にしているが。打撃系の敵が攻撃してもたいがいは1、多くても2しかHPが減らないのだから当然かも。とはいえ今度の戦闘で初めて敵に魔法使いが出てきた。これは気をつけないといけないかも。
 どこか懐かしい匂いのするこのゲーム、日を改めてまたレビューしてみたいと思う。
※文中の値段はすべて税込みです。
●シャイニングシリーズ公式ポータルサイト・・・http://shining-world.jp/
●ファイアーエムブレムのサイト・・・http://www.intsys.co.jp/fe/index.html
●セガのサイト・・・http://www.sega.co.jp/
●任天堂のサイト・・・http://www.nintendo.co.jp/
追記・・・今シャイニングシリーズ公式ポータルサイトをよく見てみたところ、やはりメガドライブ版第一作「神々の遺産」を元に作っているということだった。はぁ・・・だったら買うんじゃなかったのか・・・?
 同サイトより抜粋引用・・・「シンプルで遊びやすく、それでいて奥の深いタクティクスRPG。“シャイニング” シリーズの中でも特に人気の高い 『シャイニング・フォース』 シリーズ第一弾ソフト 『シャイニング・フォース -神々の遺産-』 を元に、新しいゲームとして 『シャイニング・フォース 黒き竜の復活』 がGBA用ソフトとして登場致します。」