アニメ「ガラスの仮面」
「ガラスの仮面」という有名なマンガがある。演劇をモチーフにしたいわば「大河」ものだ。
私が小学生の時に初めてアニメ化されたと思う。(日本テレビ系列だったと思う。)かなり粗い作りで、マヤがアカデミー賞助演女優賞を受賞したところで終わったはずだ。
それからテレビ朝日系列でドラマ化され(マヤ役は安達祐実)、1、2、スペシャルが作られた。
さらにOVAもリリースされて、レンタルで第三巻くらいまではチェックしたと思う。OVAの方はどこまで続いたのかは知らない。
そして今回の本題、現在テレビ東京系列で深夜枠(毎週火曜日 1:30-2:00)でやっているアニメ「ガラスの仮面」だ。
原作は昭和50年代、田原俊彦が現役のアイドルだった頃からのお話なのだが、このアニメでは時代は現代日本に置き換えられている。横浜の景色とかそうだし。「美少女」姫川亜弓も原作のようなお姫様ではない。いかにも現代の美少女だ。
見てみた感想だが、かなり丁寧に作られていると思う。細かいディテールとか大切にしてるっぽい。
姫川亜弓の声は「矢島晶子」が当てている。クレヨンしんちゃんのしんのすけで有名な人だが、もともとは美少女役がはまってる人らしい。ただし、今回の亜弓は「アニメ声」ではない。
「演劇(舞台、芝居)」というものはその演技のありようが映画ともテレビとも異なるため、アニメ上で再現するのは難しいと思う。今回のアニメを見ていても、声だけ聞いていたらそんなに「舞台」っぽいものではないと思った。
●TV東京「ガラスの仮面」のページ・・・http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/garasunokamen/