muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

淡路めぐみソプラノリサイタル「本番」

本番前の調律&照明合わせ

 ソプラノの淡路めぐみさんのリサイタルがサントリーホール・小ホールであり、伴奏してきた。
 賛助出演はテノールの谷川佳幸さん。
●プログラム
第一部
♪主に感謝せん(ヘンデル)
♪つらい運命に涙あふれ(ヘンデル)
♪嵐の海で難破した小船は(ヘンデル)
♪夢のあとに(フォーレ)
♪星の夜(ドビュッシー)
♪パントマイム(ドビュッシー)
♪あなたが欲しい(サティ)
♪愛の小道(プーランク)
第二部
「蝶々夫人」(プッチーニ)より
♪愛の二重唱 可愛がってね
♪二幕前奏(ピアノソロ)
♪ある晴れた日
♪さようなら 愛の巣
♪かわいい坊や
「夕鶴」(團伊玖磨)より
♪私の大事な与ひょう
♪雪の情景(ピアノソロ)
♪二重唱 さようなら
アンコール
♪からたちの花(山田耕筰)淡路ソロ
♪ラルゴ(ヘンデル)谷川ソロ
♪故郷 二重唱
 まず場当たりがあり、ピアノの位置を決める。(あとで動いたりしたが。)
 今日はまず第二部のオペラ(蝶々夫人、夕鶴)からゲネプロをした。照明などもチェックが入る。その後、第一部(歌曲)のゲネプロをした。(ここまでは本番前に書きました。)
 で、本番だが・・・。
 今回は通常のリサイタルとしてはいつも以上に伴奏合わせをしたし、昨日、おとといと休みで、じっくりピアノの練習もできたので、納得して本番を迎えられた。
 第一部はヘンデルの三曲目がミス・タッチが多く、焦ってしまった。サティの「あなたが欲しい」は暗譜で伴奏した。
 第二部は、夕鶴が大変だった。どう大変だったかは、ちょっと書けないが・・・。
 本番を迎える度、あまり裏話を書けないのがもどかしいが仕方がない。
 今日は小ホールでの公演だったのだが、大ホールでは東京フィル&チョン・ミュンフンの定期公演があり、前半のプログラムは庄司沙也香独奏でチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトだった。
 僕たちの休憩のときに大ホールのモニタをつけてみたらチャイコフスキーの三楽章をやっていて聞いてしまった。
 で、終演後、このブログにもときどきコメントを残してくださるWaTaNaBeさんと楽屋口にいたら庄司沙也香が出てきた! サインをもらうようなもの(色紙など)は持っていなかったが、デジカメは持っていたので一緒に記念撮影してもらえばよかった・・・。
 終演後、今日来てくれた両親や、ピアノの恩師、椙守先生のご両親も来てくださって、ご挨拶をする。椙守先生のお父様には「うまくなったなぁ!」と言われ感激してしまった。
 その後、上野に回って焼鳥屋で今日の譜めくりをしてくれたクラリネットの三木さんとWaTaNaBeさんと飲む。余談だが、三木さんは今日の譜めくり、「蝶々夫人」で2ページ一緒にめくってしまって、私が一ページ慌てて戻したことがあった。
 いろいろ三人でお話をしていた。
 今日はそんなところです。お疲れ様でした。無事本番が終えられてよかった・・・。