muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

智恵子の生家と智恵子記念館(二本松3日目)

生家の内部

 二本松最終日。すでに帰宅してこのブログを書いている。
 今日は、智恵子抄の智恵子の生家と智恵子記念館(生家に隣接)に行った。
 智恵子の生家は裕福な造り酒屋で、智恵子はそこの長女として生まれている。建物は外観なら自由に見られるが、内部から見るには観覧券が必要。生家内部も、畳に上がり込むことはできない。ちなみに造り酒屋は昭和の初めに破産して、一家離散してしまう。
 智恵子記念館は、智恵子の残した切り絵や、貴重な油絵(戦災でほとんど消失し、現存するのはわずか3点、のうちの一点)などを展示している。こぢんまりとした記念館。6分で智恵子の生涯をつづるビデオも流されていた。夫の高村光太郎の「乙女の像」(湖畔に建つあの有名な彫刻)もあった。
 生家のすぐ近くにあるお菓子屋さんが、来る人がある度に寒天のお菓子の試食品を配っているのだが(僕も一つもらった)、誰も買ってはくれていない模様。甘酸っぱいお菓子。
 すぐ隣りに地元の青年会がやっているというおみやげ屋さんがあり、「覗くだけでも〜」の呼び声に入ってはみるが、案の定たいしたものはない。でも、井戸水やお茶を出してくれて、何も買わずに立ち去るのはちょっと勇気がいった。
 今日は、昨晩の「ちょうちん祭り」の二日目で、日中も山車は出ているようなのだが、どこもかしこも交通規制で近くまで寄れず、見るのは断念した。予定を早めて乗車変更をして帰ってきた。
 3日間、何から何までお世話になり、お父さん、阿部さん、どうもありがとうございました! ちょうちん祭りにまつわる新作ピアノ曲、楽しみに待っていてください♪