muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

恋人が殺人で全国指名手配!

ナンシー関は偉大だ

 タイトルは、TVドラマのものである。
 先日のことになるが、「事件記者冴子の(うろ覚え)絶体絶命! 恋人が殺人で全国指名手配」というありがちな2時間ドラマの再放送を、ザッピングしながらではあるがちょっと見ていた。
 普段は2時間ドラマなど見ないのだが、なぜ見ていたかというと、このドラマのことをコラムニストの故・ナンシー関が取り上げていたからである。
 ナンシー関が亡くなってからかなりたつので、このドラマも今から5年以上は前のものだろう。
 彼女はこのドラマの主演・水野真紀(国連クラシックライブの水野真紀さんではないです)の演技を取り上げて、「いったいこのドラマの中で水野真紀は何回頬を「ぷぅ」と膨らませたことだろう」と書いている。
 実際、僕が見た一部の時間だけでも何回か「ぷぅ」は行われていた。
 また、「あのときってまさか・・・」の演技のときは「頬に手を当て、指は空中を指し・・・」で、「これは四コマ漫画かコント(それもB級の)のものだろう」と書いていた。そのシーンも見ることができた。(引用の文章は、元となる本が今手元にないので、うろ覚えです。すみません。)
 文章で取り上げてしまえば「なるほど」と思えるのだが、これらのことはただ普通にTV画面を見ているだけでは(一般の人には)わからないと思う。見過ごしてしまいがちだと思う。ナンシー関の着眼点はさすがだ・・・と思った。
 今日の写真は吉野家の新・豚丼です。(本文には関係ありません。)