muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

じんけんフェスタおけがわ 本番

かわいい

 桶川の桶川市民ホールで、じんけんフェスタおけがわ 佐藤元子さんミニコンサートの本番があり、行ってきた。
 「じんけんフェスタ」は北埼玉の広域で持ち回り開催されている催しらしく、今年は桶川市での開催ということで、桶川市や桶川市教育委員会などが主催であった。
 今日はまず桶川市長も出席のセレモニーがあったあと、俵萌子さん(評論家・作家・陶芸家)を講師に迎えて講演会「踏んでる人は痛くない」があり(後述)、休憩を挟んで佐藤元子さんのミニコンサートだった。
 コンサートの曲目は以下の通り。
〜心の歌・愛の歌〜
♪早春賦
♪ふるさと
♪叱られて
♪初恋
♪浜辺の歌
♪赤とんぼ
♪鐘が鳴ります
♪あやなす色に(室谷章作曲)ピアノ・ソロ
♪ある晴れた日に(歌劇「蝶々夫人」より)
〜アンコール〜
♪千の風になって
♪ふるさと(会場の皆さんとご一緒に)
 今日は11:00からリハーサルがあり、一通り通した。最初ピアノの蓋を微開にして始めたのだが、全開にしていくことになった。
 「ある晴れた日に」の前にちょっと休みがほしいと言うことで、急遽僕のピアノソロを入れることになった。(当日配布されたプログラムには印刷されていない。)
 「トロイメライでも弾きましょうか」と言ったのだが、作曲家なんだしオリジナル曲でいいですよということになり、「あやなす色に」を弾くことになった。(自分で作曲しておいて言うのもなんだが、この曲にはなにかとお世話になっています。)
 桶川市民ホールは10年ほど前にできたホールだそうである。700席くらいの、2階席もある立派な施設だった。今回初めてここで弾いたことになる。(ピアノはスタインウェイだった。)佐藤元子さんとの共演も初めてである。
 入場無料、事前申込不要の催しだったこともあり、お客さんがどのくらい入るのかちょっと不安だったが、蓋を開けてみたら満席、立ち見も出るほどの盛況であった。
 俵さんの講演の模様は、楽屋で作曲の清書(今月17日のクレアこうのすで初演するピアノ作品。下書きというか、全体のフォルムは出来上がっているものの、清書がまだ仕上がってなくて、時間をみつけては書き上げています・・・すみません)をしながら聞いていたのだが、「人権」という難しいテーマをわかりやすく、面白くお話しされていた。俵さんが初めての出産で女の子を産んだとき、お姑さんの第一声が「萌子さん、今度は男の子を産んでね」だったというエピソードとか・・・。(俵さんの元・旦那さんはあの俵孝太郎らしい・・・。)
 俵さんの講演は、当初の予定より早く終わり、予定時間をちょっと早めてコンサートの開演となった。
 今日のお客さんは大変ノリがよく、1曲目の「早春賦」の間奏のときに大きな拍手が起こり、演奏していてとても気持ちよかった。
 ピアノ伴奏は、本番中細かいミスはところどころしてしまったが、全体的にはうまくいったと思う。ピアノソロも気持ちよく弾けた。
 アンコールで「千の風になって」を歌ったのだが、今話題の曲ということもあって、歌い出しで大きな拍手が起こり、気持ちよかった。
 今日は両親と、WaTaNaBe君が聴きに来てくださり、遠いところをありがとうございました。立ち見になっちゃってすみませんでした。WaTaNaBe君からはLANケーブルと北海道のお土産(すごく人気のお菓子・・・後日取り上げます)をいただいた。ありがとうございました。
 裏でお世話してくださった人たちも大変親切で、お茶やコーヒーを何杯もいただいた。恐縮です・・・。
 今日の写真は人権イメージキャラクターの「人KENまもる君、人KENあゆみちゃん」。やなせたかしデザインだそうである。(着ぐるみの胴体にやなせたかしのサインがあった。)ものすごいコンピュータっぽい声で「アリガトウ〜」とか「サヨウナラ〜」とか喋るのだ。(僕も握手してもらった。)
 佐藤さんとは今回初共演だったが、今後もご一緒する機会がありそう。楽しみである。(よろしくお願いします。)
 明日は池袋の東京芸術劇場大ホールで、創価グロリア吹奏楽団の定期演奏会の本番。明日も頑張らねば!!