muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ルネサンスの版画ほか8つの展覧会

ちょっと華やか

 今日も青春18きっぷを使い、あちこちの美術館巡りをしてきた。今日は(北浦和を除いて)芸大同期の名倉ちゃんと同行した。以下、見てきた順。
(1)オルセー美術館展(東京都美術館)
(2)チューリヒ工科大学版画素描館の所蔵作品による イタリア・ルネサンスの版画 ルネサンス美術を広めたニュー・メディア(国立西洋美術館)
(3)マグナムが撮った東京(東京都写真美術館)
(4)夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史I.関東編(同上)
(5)上野彦馬(うえのひこま)賞 第7回 九州産業大学フォトコンテスト受賞作品(同上)
(6)企画展 和の布遊び ちりめん細工の世界(たばこと塩の博物館)
(7)第26回 損保ジャパン美術財団 選抜奨励展(損保ジャパン東郷青児美術館)
(8)シュルレアリスム展(埼玉県立近代美術館)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●ルネサンスの版画 この時期の版画がまとまって紹介されるのは初めて、なんだって。複製が利くメディアのせいか(色も単調だし)、なんか感動があまりない・・・。でもまぁ価値ある作品ばかりなのだろう。
●マグナム
 東京を1950年代の「復興」から2000年代「新世紀」までの6パートに分けて撮っている。事件、日常生活の一こまが鮮やかにつづられている。特に感想は・・・。
●夜明けまえ ものすごーく古い写真。鶏卵紙がどうとか。昔の人の肖像写真が面白かった。
●上野彦馬賞 写真って誰でも撮れるわけで、その中から抜きんでた作品を作るのは難しいことだと思う。この賞も、いろいろあったが素晴らしい(と感じる)ものもあれば、なんで? みたいなのもあった・・・。人の顔を、携帯カメラの映像でモンタージュしてある作品が印象に残った。
●ちりめん細工の世界 撮影可だったので撮ってみた。(今日の写真。)和のテイストが好きな人ならいいんじゃないだろうか。若い人には妙にノスタルジックな世界。ほんわかした味わいがある。縮緬(ちりめん)って絹織物の一種なんだそうだ。
●選抜奨励展 具象あり、抽象あり、いろいろな作家たちの様々な世界。あまり突飛なものはなかった。以前、東京都現代美術館でMOTアニュアルに出品していた作家の作品があり、絵を見ただけで「あの人かな」と思い出させた。それだけの個性があるということだろう。(2人ほど。)
 昨晩眠剤を飲んだせいか、特に今日の午前中の記憶が飛んでいる箇所が・・・。オルセー美術館展、2,3枚の絵を見た記憶しかないような気がする・・・。まぁまた行ってみよう。そういや今日のオルセー美術館展は、朝一で行ったらすごく空いていた。
 あと、埼玉県立近代美術館の常設展で、メキシコの現代版画−タマヨを中心に というのがあったのだが、普段の常設展のフロアではなく、誰でもが(無料で)見られるエリアに配置されていた。この前行ったときは気づかなかったなぁ・・・。